[銀ｰ魂]ただ天邪鬼､二人｡ (ページ24)

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二十三話｢不器用共の答｡｣ページ24

Aside

星海坊主｢良いから来いってんだ｡
アレだ…マロンパフェ食わしてやっからな｣

神楽｢離してヨ離れて歩いてヨ！｣

……何なんだ急に…←

…神楽ちゃんを迎えに来たのか…？

っ後……！！

『手離してくださいよ星海坊主さん…！』

星海坊主｢っだからお父さんって呼べって！｣←

っこの人との出会いは…

旅の途中だ｡

あの時､この人がエイリアン退治してて…

…偶然､居合わせた俺が助太刀した｡

……それで何だかんだ､

話に花が咲いて……､

過去話もしてたら、

同情したのか、俺の父親になると

暴論を吐いたのだこのハゲは｡←

『神楽ちゃんは妹のように思ってますけど
星海坊主さんはお父さんと思えません…！』

星海坊主｢何でだ？！二人とも…っ
お父さんの隣歩くの恥ずかしいのか？
何処が恥ずかしいんだ！｣

神楽/A｢『もう取り返しがつかない所
ですよ/アルヨ』｣←

とか何とかグダグダやってたら、

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ファミレス連れてこられた｡

神楽ちゃんはめっちゃ食ってるし、

星海坊主さんも新八君と

銀時と言い合いしてる｡←

星海坊主｢…お前､夜兎なのに食わねぇよな｡｣

『…何でなんでしょうね｡』

親の顔なんざ知らないし、

…一人だった記憶しか無い｡

ただ､松陽先生に言われたんだ｡

夜兎族と吸血族のハーフだって｡

星海坊主｢……やっぱ俺の子に｣

『星海坊主さん…貴方には
するべき事があるでしょ？』

……星海坊主さんは､

星海坊主｢……そうか｡｣

…きっと神楽ちゃんを連れて帰るだろう｡

『…俺帰りますね｡』

坂田｢……｡｣

新八｢っAさん…｣

……分かっちゃうんだよ｡

持ってない人間は､

……家族とは､どんなものなのか｡

『……｡』

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in万事屋

…万事屋に帰ってきて､

掃除したり洗濯したり……｡

……ご飯作って､

………分量間違えちゃった｡

『……｡』

神楽ちゃん…帰って来ないのに…｡

ーｶﾞﾗｯ…

坂田｢……｡｣

『……っおかえり…』

…少し､期待した｡

神楽ちゃんは居なかった｡

坂田｢……神楽､解雇した｡｣

『………｡』

やっぱり…銀時も分かってた｡

ーｷﾞｭｯ…

『…そっか｡』

坂田｢……これで､良かったんだよな…｡｣

『…良かったと思うよ｡』

家族は一緒に居た方が良いんだ｡