十七話「優しい嘘をつく奴ほど後悔する。」 ページ18
Aside
『少し長くなるんだけど…良い?///』
坂田「っおう/////」
何だか思い返すと、
……懐かしくて、切ない。
ー俺は携えていた刀を鞘ごと銀時に渡したー
『…俺、銀時からこの刀を貰った時から
……銀時が好きだった///』
坂田「っそりゃあ…あん時の……」
『そう…びっくりするでしょ?』
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…刀を貰った次の日、
俺達は松陽先生に拾われた。
……沢山、教えてもらった。
言葉も剣術も……、
……人の想いとやらも。
松陽「…Aは本当に銀時が
好きなんですね。」
『……でもね、銀時は女の子が好き。』
……銀時をずっと見てたから分かった。
…運命には抗えないんだって…。
松陽「…人を想うという事は、
簡単なことありません。でも、
諦めがつく迄…やって見れば良いんです。」
……それだと思った。
『っうん…!僕頑張るよ!』
松陽「じゃあ…約束してくれますか?」
『?…良いよ!』
松陽「…銀時を護るついでに…あの子達を
護ってください。」
『……松陽先生…居なくなるの?』
松陽「…Aには強くなって
欲しいんです。」
高を括っていたんだ俺は、
『うん!…俺ね、頑張るよ!
松陽先生の事も護ってあげる!』
何もかもに…。
松陽「!…それは頼もしいですね。」
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ーーーー
『…っ銀…と、き……』
銀時が思春期で彼女が出来た時、
坂田「?……どーしたA。
…あ、コレ?俺だって男なんだから
当たり前でしょ。」
目の当たりにした。"そういう場面"に。
「もーやだ〜銀時ったら〜//」
俺、男だけど銀時が好きだよ。
当たり前じゃなくてごめんね。
『……おめでとうね。』
俺はその日から、天邪鬼になった。
仮面を被って、
いつしか外してくれるのを待ってた。
ーーーーーーーーーーー
『……俺は…ずっと銀時が好きなんだ。』
重いよなぁ……俺。
新八/神楽「「っグス……」」←←
え?泣いてる…?
坂田「……(白目)」←
あれ。待って?何で銀時気絶してんの?
しかもたんこぶ2個出来てる←
新八「…途中で諦めなかったんですか?」
『……俺、諦めが悪いんだよね…//』
女運は無い銀時だから……、
歴代彼女の浮気にいち早く
気付くのは俺だ。
つくづく、銀時の
女運の無さには感謝しているよ♡←
『…はぁ……。』←
新八/神楽「「(A/さん居ない時に
アイツシバこう)」」←←
十八話「似た者同士だから上手くいく。」→←十六話「時には自惚れも大事。」
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作者名:珀 | 作成日時:2024年3月14日 22時