己を終えるまで。[ヒロアカ×呪術廻戦] (ページ15)

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14話ページ15

Aside

あれからもう少し暗くなって､

待ち合わせの空き教室で待っている｡

2人を､ただただじっと待っていた｡

ーガラッ

『……やっと来ましたね？』

オ｢緑谷少年も…連れてきたぞ｡｣

緑谷｢！…A君……？｣

『…単刀直入に聞きます｡オールマイト…
…大きな怪我をしていませんか？』

俺はオールマイトの腹の右側を指さした｡

オ｢！？…何故そう思う？｣

『…今日の訓練の時､
違和感が凄かったんです｡』

オ｢……｡｣

『それでさ出久…その個性｡
無茶し過ぎてるし､突発的なものだよね｡
……それは､譲り受けたものだね｡』

緑谷｢……っ…｡｣

ん〜…ガード固いな｡

仕掛けてみるか｡

『…オールマイト｡貴方の個性、
出久に継承されましたか？』

そんな事聞いた事ないけど……｡

2人｢｢!!!｣｣

有り得る話かもしれない｡

…2人とも動揺している…ビンゴか？

オ｢……小野寺少年には…隠せないな！｣

緑谷｢オールマイト…？｣

当たってた…っ

間違ってたら恥ずかった〜｡←

オ｢緑谷少年！もう…小野寺少年
に言い訳するのは無理だ！｣

『……オールマイト｡
……お願いを…聞いて貰えませんか？』

俺は平和の象徴に向かって頭を下げた｡

『……その傷…治させてください…｡』

……俺の我儘だ｡

オ｢何で君が頭を下げる？｣

『……お願いします…｡』

オールマイトに…生きていて欲しい｡

オ｢！！｣

緑谷｢……A君…っオールマイト…！
僕からもお願いします！｣

『……どんな事だってします…｡
あなたの好きな形でいいです…｡
……っ治させて…｡』

オ｢……君はどうなる？｣

『俺？俺は普段通りですよ｡』

オ｢……うーん…本当に少しだけだぞ？
無茶したらやめてもらうからな！｣

『…！…はい！』

緑谷｢A君…無理したらダメだよ？｣

やった…！……断られるかと思った｡

『っうん…！』

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虎杖｢Aのそーゆーとこ､
尊敬してるし好きだぜ！｣

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……そうだよな…悠仁｡

俺は俺｡出来ること全てをするよ｡

……生きている時間､全て……｡

『オールマイト｡1日…時間下さいね｡』

お前の分ですら、

何かを救いたいと思い続けるよ｡