アッカーマンなんて·····【進撃の巨人】 (ページ5)

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Episode 3 ページ5

教官「おい！貴様！貴様は何者だ！！」

訓練兵に入る前に行われる通過儀礼

兵士に適した人材を育てるために必要な過程らしい

私にはただ叫んでいるおじさんにしか見えない

教官「…」

ユウア「…」

ついに私もか…と思いきや素通りされた

そういえば私以外何も言わないで素通りされた人いたな

なんでだろう

その後憲兵に入って内地で暮らすとか

敬礼を逆にしてる奴とか

芋食べてるやつとか

──────────

通過儀礼が終わり残されたものだけが食事となった

そして今居ないものは開拓地へと戻って行った

あ、芋食ってた女の子は別ね。

そろそろ夕食だ

ユウア「…」

「だから見たことあるって…」

「本当か！？」

「どのくらい大きいんだ！？」

「壁から首を出すくらいだ」

静かに夕食とはいかないか…

でもまぁ、見たければ壁外へと行けばいい

「ねぇ、あんたもウォール・マリア出身なの？」

ユウア「…何で？」

「あの通過儀礼で何も聞かされてなかったし、
今のあいつの言葉にピクリとも反応しなかったからさ？」

ユウア「本当の故郷じゃないけどね…確かに私はウォール・マリアから来たよ。

それもシガンシナ区。」

「じゃああんたも見たんだ……巨人」

ユウア「うん…」

カンカンカンッ＿＿＿

「夕食終わりか……アンタ名前は？」

ユウア「ヒメノ」

「私はアニ……あんたとは気が合いそうだよ、ヒメノ」

ユウア「ありがとう」