Stranger Things (ページ40)

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ルーカスのその言葉を聞いたマイクはこう言い返した

「エルも僕らの仲間さ」

「あの子が仲間なもんか！ウソつきの裏切り者だ」

「僕らを守るためさ、君のことも事故だ！」

また言い合いを始めてしまう2人…なんて声をかけたらいいのか私には分からずに私は無言になってしまった

「事故でも何でもすごかった、お前を念力で投げた」

「殺されてたかもしれないんだ！」

「だから武器になる、リストロケットで怪物を倒せる？僕らが死んだらウィルを助け出せない」

「裏切り者を捜したきゃ、捜せよ」

ルーカスはそう言うと怒ったかのように私たちを押し退けて外へ出て行ってしまった

その後、ルーカスの家から私たちは出ると自転車でエル捜しへ向かっていた

もちろん、ルーカス抜きで…

自転車に乗りながら話す3人。マイクは仲直りしなきゃ良かったと言うとダスティンはこう答えた

「やきもちさ」

「なんの話？」

「お前の鈍さにはときどきあきれるよ、お前ら親友だろ？」

「うん…いや、どうかな」

「あいつは近所だしお前とは一番の友達だよな、なのに今のお前はあの子にかかりきりだ」

「そんなことない」

「誤魔化すなって、みんな感じてた。それでも黙ってたのにケンカになって＿知能ゼロのゴブリンみたく仲間割れだ」

「ルーカスは親友じゃない、というかAも君もウィルも一番の親友」

『マイク…』

「親友っていうのは1人だけそれにAは親友じゃなくて…好きだった人だろ？」

ダスティンのその言葉を聞いた途端、マイクは恥ずかしそうにしながらこう言った

「な、なに言って…」

『ごめん、マイク。ダスティンから聞いたの…』

そう恥ずかしそうに顔を赤くさせながらAは言った

「そ、そう…」

『うん…』

「…」

『…』

お互いに何も喋れなくなって気まずくなっていた時、とあるスーパーの窓ガラスの前に警察や色々な人が集まっているのが目に入り私たちは自転車を止めた

「なんだ？」

「もしかして…」

『エルなの…？』

その窓ガラスまるで何かエルが力を使ったかのように割れていた…

そして、私たちは森へ向かって自転車を走り出した

.

『エルー！いたら返事をしてー！』

森に着いて私たちはエルの名前を声に出して呼ぶが返事は全くない。そんな時、マイクが言った「止まって、聞こえた？」と…

聞こえたってことはエルが近くにいる？私には何も聞こえなかったけど…

「エル？」

マイクがそうエルの名前を呼んだ時、ガサガサと足音が耳に入ったもしかしてらエルかもしれないそう心躍らせた次の瞬間目の前に現れたのはトロイだった