第3章 悲しみのクリスマス ページ15
エルはソファの上に座り
マイクのトランシーバーの
ボタンを押していた
マイク「親には放課後、部活だと言えば
数時間はウィルを捜せる」
ルーカス「あの変な子が
ウィルの居場所を?」
ルーカスは、エルのことをそう言う
マイク「いいから、僕を信じて」
『分かってる。
私はマイクを信じてるから。』
マイク「ありがとう、A」
『でも、装備はどうするの?』
そう言うと、ルーカスが装備?
を取り出し机の上にある並べていく
ルーカス「見ろ、ベトナム戦争の時の
双眼鏡と同じくアーミーナイフ
ハンマーに迷彩バンダナ
それにリストロケット」
ダスティン「パチンコで
デモゴルゴンを倒せるかよ?」
口には出さないが
これに関しては、ダスティンに同感だ。
だってこんな…
言ってしまえば玩具で
化け物を倒せるのか…
私は心配でしょうがなかった。
ルーカス「これはリストロケットだ
それにデモゴルゴンは存在しない。
架空のキャラだ!
敵が現れたらそいつの目を狙い…」
ルーカスは、パソコンをパンと打つ。
私は本当に打つかと
びっくりして思わず目を閉じた
ルーカス「潰してやる」
マイク「Aが、怖がってるだろ。
謝れ」
ルーカス「あー、ごめん。」
『大丈夫よ、ダスティンは?』
私がダスティンにそう聞くと
ダスティンは自分のリュックから
お菓子や果物などを机の上に出した。
ダスティン「準備万能さ
ナッティバー、ガム、ペッツ
チョコ、ポテチ、クッキー
リンゴ、バナナ、ナッツだ」
それを見て、マイクとルーカスは
呆れた顔をする。
私も呆れた顔をしていた。
ルーカス「お菓子?」
ダスティン「ウィルを捜すには
栄養補給が必要だろ。
それに武器ならあの子がいる」
そう言って、ダスティンはエルを見た
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作者名:ティファニー | 作成日時:2021年2月27日 17時