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『あの2人っていつになったら付き合うと思う?』
寝る前のベッドでのまったりタイム
気になることをキバナに聞いてみた
「あの2人って、ダンデとソニアのことか?」
『うん』
「…どうだろうなあ。
時間の問題な気もするけど、あのダンデだからな」
『そうだよね…』
ソニアも大変だなあと呟く
「……言っとくが、俺も大変だったんだからな」
仰向けに寝転んでいたキバナは私の方へと向きを変え、グイ、と私の体を引き寄せてきた
そして不満げに言う
「お前もだいぶ鈍感だったからな。
俺の気持ちにずーっと気づかずにへらへら笑って」
む、へらへらとは、失礼な。
『私だってキバナのこと、付き合う前からずっと好きだったよ?』
「ほお?」
『…なんかバカにしてるでしょ』
「はは、してないしてない」
キバナとの距離が近くなったことをいいことに片手をキバナの頬へと伸ばしてむにむにとつまむ
『私の方が絶対キバナのこと好きだよ』
そういうとキバナは固まった
その隙に今度は両手でキバナの頬を挟んで遊ぶ
「…お前、そういうの、反則だろ、」
『?なにが?、っきゃ!』
いつの間にかキバナが私の上に乗り、両手は彼の指と絡むように繋がれていた
「まじで、お前は俺を煽るのが上手いな」
『そ、そんなつもりはないんだけど…?』
もう目がマジだ、いつもの垂れ目じゃない!!
「どっちの愛が大きいか、確かめようぜ。
Aちゃん。」
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その日の夜、それはそれは大きな愛を全身で受け止め、甘い甘い夜を過ごしたのだが。
『腰痛い…』
この有り様である。
「Aさん?どこか具合が悪いのですか?」
『あ、ごめんごめん、大丈夫!なんともないから気にしないで?』
いつも一緒に働いているリョウタくんにも心配される始末…
あとでキバナに会ったら、文句の1つや2つ言ってやろうと決めた
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ただ、推しに踏まれたかっただけなんです - 口角が天井に刺さったんですが❗ (2022年12月27日 0時) (レス) @page22 id: 2c9405a8af (このIDを非表示/違反報告)
k.k - すごく面白いです!キバナさん、かっこよ、、、 (2020年9月29日 15時) (レス) id: db3fbbd863 (このIDを非表示/違反報告)
na(プロフ) - kuroさん» 更新お待たせしてしまって申し訳ございません…!神小説だなんて(泣)また読んで頂けたら嬉しいです…応援ありがとうございます! (2020年6月29日 20時) (レス) id: 36fe839ac8 (このIDを非表示/違反報告)
kuro(プロフ) - 最高のキバナさんです!神小説ありがとうございます!ホント最高です!更新楽しみにしてます!これからも頑張って下さい (2020年1月25日 13時) (レス) id: 922f0caa1e (このIDを非表示/違反報告)
na(プロフ) - miyuuy0214さん» コメント有難うございます!一緒にキバナさんにガチ恋しちゃいましょう〜(〃ω〃)応援とっても励みになります!有難うございます! (2020年1月10日 22時) (レス) id: 36fe839ac8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:na | 作成日時:2019年12月7日 19時