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俺の彼女は可愛い
もうそれは声を大にして言いたいくらいに
…まあ実際、SNSを通して言ってるようなもんだけど
牽制だ牽制
初めてAと会ったとき、もうそれはそれは衝撃を受けた
こんなか弱そうに見える彼女は、シンオウではチャンピオンになるとまで噂されていたらしい
そんなAはコンテスト一本に絞り、見事グランドフェスティバルでは何度か優勝している
そして今ではうちの専属のブリーダー
ナックルスタジアムで預かっているポケモンの育成だったり、トレーナーにアドバイスをしたり…
あとは簡単な受付や事務処理をしてくれている
ハイスペックすぎる
彼女はよく、
『キバナは私にはもったいないくらいの彼氏』
とか口癖のように言うけど、いやいやいや。
それは俺の方。
まじでAが他の男に取られないかいつもヒヤヒヤしてる
こんなこと言ったらAはきっと笑って、そんな心配は必要ないって言ってくれそうだけどな。
・
『キバナお疲れさま！』
「おお、サンキュ」
ジムチャレンジャーとのバトルが終わり、控え室に戻るとAがタオルと冷えた水を持って来てくれた
『もう少し手加減してあげたほうがいいんじゃないの？』
「いーや、あの子はまだまだ伸びる」
さっきの試合を思い返しながらAの方を見る
今日の彼女は肩より少し長めの髪の毛をポニーテールにしていた
そして見えた
昨晩、自分が首筋につけた赤い跡
どうやら当の本人は気づいてないらしい
そういうところも可愛い
まあ確かにわざと真正面からは少し見えずらいところにつけたのだが。
でも教えてあげないとバレた時に拗ねて口を聞いてくれなくなるのは目に見えている
正直そのままにしておきたいところではあるが…
「A」
『ん？』
キバナは自分の首筋をトントンと指でさした
「俺のもんだっていうのがバレバレだぜ」
『へ？』
「首」
『首？』
最初はきょとんとしていたAだったが、
何か思い出したようにどこからともなく手鏡をだし、自分の首筋をチェックし出した
『！！！！！』
「まあ俺としてはぜひこのまま…『キバナのばか！！！』
『これで午前中過ごしちゃったじゃん！！』
顔を真っ赤にして俺のお腹をポカポカ叩いてくる、全然痛くない。
もう〜〜！と少し涙目になって怒るAも全然怖くないし、むしろ可愛い。
って思ってしまう俺は相当彼女に惚れ込んでる。
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ただ、推しに踏まれたかっただけなんです - 口角が天井に刺さったんですが❗ (2022年12月27日 0時) (
レス) @page22 id: 2c9405a8af (このIDを非表示/違反報告)
k.k - すごく面白いです！キバナさん、かっこよ、、、 (2020年9月29日 15時) (レス) id: db3fbbd863 (このIDを非表示/違反報告)
na(プロフ) - kuroさん» 更新お待たせしてしまって申し訳ございません…！神小説だなんて(泣)また読んで頂けたら嬉しいです…応援ありがとうございます！ (2020年6月29日 20時) (レス) id: 36fe839ac8 (このIDを非表示/違反報告)
kuro(プロフ) - 最高のキバナさんです！神小説ありがとうございます！ホント最高です！更新楽しみにしてます！これからも頑張って下さい (2020年1月25日 13時) (レス) id: 922f0caa1e (このIDを非表示/違反報告)
na(プロフ) - miyuuy0214さん» コメント有難うございます！一緒にキバナさんにガチ恋しちゃいましょう〜(〃ω〃)応援とっても励みになります！有難うございます！ (2020年1月10日 22時) (レス) id: 36fe839ac8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：na | 作成日時：2019年12月7日 19時
