4話 ページ5
アサメタウンは本当に小さな村で、隣町のメイスイタウンというところには、あっという間に到着してしまった。
そうしてサナちゃんに手を引かれるまま歩いていくと、ちょっとぽっちゃり系の男の子と、オレンジ色の髪をした男の子がテーブルについて待っていた。
「こっちだよー！」
ちょっとぽっちゃり系の男の子が手を振る。
サナちゃんがそれに応えるようにテーブルのイスに座る。
この人たちが、さっきサナちゃんが言っていた2人だね。
「ねっ、座っちゃお！」
…サナちゃんは話しやすいなあ。何気に全部リードしてくれているし、フレンドリーだ。
「うん…っ！」
あいていたのはカルムくんの隣だけ。必然的に彼の横に座ることになった。
「じゃ、紹介するよ。こちらがA」
カルムくんがみんなに私を紹介してくれた。男の人から名前を呼ばれるなんて経験、久々すぎて少しドキッとしてしまった。
「はっ、はじめまして。Aっていいます…」
みんな笑顔でよろしくって言ってくれて安心した。カルムくんはそのまま紹介を続けた。
「こっちが、パワフルなダンスが得意なティエルノくん。こっちは、テストはいつも満点！ だけど控えめのトロバくんだね」
「よろしくねぇ」
「よろしくお願いします！」
ちょっとぽっちゃり系の男の子がティエルノくん。オレンジ色の髪の男の子がトロバくん。よし、覚えた。
「うん…！ よろしくね、ティエルノくん、トロバくん」
ティエルノくんは優しげに微笑み、トロバくんは少しだけ頬を赤く染めて会釈してくれた。
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かしのん(プロフ) - こちらから→http://uranai.nosv.org/u.php/novel/1f58669af51/ (2016年8月1日 15時) (
レス) id: 75e1f06cde (このIDを非表示/違反報告)
かしのん(プロフ) - この作品を書いています本人です。スマホの機種変によりパスワードがわからなくなって書き直しています。 (2016年8月1日 15時) (レス) id: 75e1f06cde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かしのん | 作成日時：2016年5月29日 19時
