12話 ページ13
森を抜けると眩しい光。長い間森で苦戦していたことを思い知る。
「やっとついたぁ」
サナちゃんはつい先ほど、『ここにもさっきと違うポケモンがいるんだね！ 捕まえなくっちゃ！』なーんて言って別れてしまった。残された私は一人で出口へ向かうことになったのだ。
「まだみんなついてないみたい」
「一番はキミか。やっぱり、すごい才能の持ち主がお隣さんになったようだね」
誰かと思えばカルムくん。
「そんなことないよ。今来たばっかりだし」
するとティエルノくん、トロバくんも到着してきたようだ。
「ポケモンの動きってユニーク！ もっとダンスに取り入れたいよねえ」
「ティエルノさん、ポケモンの動きに見とれすぎなんですよ……！」
この2人は仲が良いみたいだ。今日出会ってからずっと2人で行動している気がする。
「おーい！ みんなー！
もう付いてたんだね、早いや。じゃあハクダンシティに行こっ♪」
「そうだね…げほっげほっ…」
森を出たはずなのにまだ寒いのは気のせいかな。
「ねーねー、みんなどうするの？」
サナちゃんがみんなに聞いた。
「もちろんポケモン探しです。博士に頼まれたことですから。それにポケモンはそれぞれ好きな場所がありますからね。言い換えれば、森とは違うポケモンに出会うチャンスです！」
トロバくんはなんだか理系っぽいな。そう思った。
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かしのん(プロフ) - こちらから→http://uranai.nosv.org/u.php/novel/1f58669af51/ (2016年8月1日 15時) (
レス) id: 75e1f06cde (このIDを非表示/違反報告)
かしのん(プロフ) - この作品を書いています本人です。スマホの機種変によりパスワードがわからなくなって書き直しています。 (2016年8月1日 15時) (レス) id: 75e1f06cde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かしのん | 作成日時：2016年5月29日 19時
