探偵社に送られてくる私への手紙の内容が酷い件について【文スト】

３６枚目 ページ37

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拝啓A様へ


私はあなたに一目惚れをしました。


女同士の恋……
それは実ることのない禁断の恋。


でも私はあなたにこの思いを
伝えられるだけでよいのです。


あなた様は多くの人に
好かれるような方だと知っております故、


私はそのお方たちを応援し、
あなた様の幸せを願うこととします。


ささやかながら、
惚れ薬を入れさせていただきました。


どうぞ皆さまお使いください。


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太宰「ｷﾀｰｰｰｰｰｰｰ!!!!」

『手分けしてみてるけど…今度は何？』

太宰「AちゃんAちゃん♡
これ！のぉ〜んでっ♡」

『可愛い。飲もう。』

国木田「ちょ、おい！飲むなっ！」

中島「その中に毒でも入ってたら…！」

江戸川「毒は入ってないと思うけど…」

？「Aは居るか？」

宮沢「あっ、社長！」

『しゃちょぉ〜…』

福沢「…！？……何があった」

太宰「あれ？あれ！？
あっ、(小さく《最初に名前を呼んだ人に惚れます》って書いてある！)」

『しゃちょぉ好きです…大好きです』

福沢「…そうか……ふっ…そうか……」

与謝野「社長が笑った……！」

ナオミ「抱きつきながら頭撫でられてる光景…
なんだか微笑ましい…！」

江戸川「僕もAみたいに頭撫でて〜」

谷崎「惚れ薬…だって」

泉「犯人はなんとなく分かる…」

太宰「私に惚れさせるつもりだったのにぃ…」

国木田「太宰いいいいいいいいい！！！！！」

太宰「国木田君！？ｺﾞﾌｯ！！」

『しゃちょ〜…』

福沢「………ふっ……」









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社長はとても幸せそうでした
三日後には惚れ薬の効き目が無くなり、
赤面したAが土下座して
社長に謝っていたとか








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お手紙ありがとうございます！！！

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