進撃の巨人ー奪われる翼ーFinal (ページ8)

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Episode 4 私が望んだコトページ8

A「レイ…さん？」

レ「あら、チョコを持ちながら帰るなんて。部屋に着いた頃には溶けてるわよ？さぁ、口をあけてちょうだい」

えぇ…
は、恥ずかしいんだけど…。

でもここまできたら食べるしかないよね。

そう言えば飲食はダメってエルヴィン団長言ってたっけ…
仕方、ないよね？

美味しそうだし！

A「あー」

口を開けているとチョコが入ってきた。
チョコの甘さとお酒の味が口の中で広がる。

レ「ふふっ。どうかしら、貴女にはまだ大人の味かしらねぇ。あでもリヴァイは美味しいって言ってくれたわよ。」

リヴァイ…。

……あれっ

なんだか、意識がぼーっと…

レ「あら、目が虚ろになってるわよ？お酒、だめだったかしら？フフフッ」

不敵に微笑んだレイさんに危機を感じた。

早く部屋を出なければ。
意識がぼやける中、後ろのドアの鍵を開ける。

レ「ねぇ、私はリヴァイ以外欲しくないの。貴女が邪魔、エルヴィンが邪魔。全てが邪魔なの。巨人と話せる能力ですって？それなら死者なんか出ないはずよねぇ？笑わせないで」

ああっ

ぼやぼやする…
レイさんの声が頭に木霊する…