進撃の巨人ー奪われる翼ーFinal (ページ4)

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Episode 2-2 自分の選択ページ4

エルヴィンは痺れを切らしたのか、一旦自分の部屋に戻ってシャワーでも浴びて来いと言って俺を部屋から追い出した。

確かにそうした方が頭を冷やすにはいいかもしれない。

少し頭が痛い。
考えすぎ、か。

A「リヴァイ、無理しないでね」

リ「！！」

バッと振り返った。

リ「A…いたのか？」

だが、ハッとするとそこにお前はいない。

クソッ…

幻覚、というやつか。

チッ。

すぐに服を脱いで、シンメトリーにかつシワにならないよう服を畳んで風呂に入る。

蛇口を捻り、温度を高めに設定した湯が俺に降りかかる。

この熱さがやけに心地よかった。

襟が綺麗に、きっちり折れているのを確認して服を着る。

そして部屋を出て再び団長室に足を運んだ。

エル「もう大丈夫なのか？」

リ「ああ。話の続きをするぞ」

エルヴィンは苦笑いをしてそうだなと言った。

エル「リヴァイ、君はこれをどう思う？」

リ「そうだな、俺ならもう少しこうするな」

話し合いはやっと、本格的に始まったのであった。