進撃の巨人ー奪われる翼ーFinal (ページ28)

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Episode 11-2 安心ページ28

結局は一人で風呂に行った。

その間に俺は朝食を作る。

サンドイッチなら得意だ。
パンにチーズと野菜を挟むだけだからな。

ふん

上出来だ。

あとは紅茶、だな。

風呂から上がってきたAは、椅子に座る。

A「はぁ～スッキリした」

風呂上がりの匂い。
悪くない。

リ「おい、ベルトねじれてるぞ」

服ぐらいまともに着ろ
そう言ってねじれた部分を直した。

A「ありがとう…。あ、それってリヴァイが作ったの？」

リ「そうだ」

A「美味しそう…！」

俺も椅子に座って二人でサンドイッチを食べ始めた。
シャキシャキした野菜が美味い。

A「美味しい！！！」

そう言ってサンドイッチを頬張るAを見ると、ニコニコしながら食べていた。

一瞬だけ、俺はフリーズした。

こんな朝も悪くない

リ「俺はそろそろ行く」

そう言って席を立ち、荷物を持って玄関に行く。
ドアノブに手をかけた瞬間、後ろからAに抱き締められた。

どうしたんだ

A「…リヴァイ、好きだよ」

…

リ「好きだ」

振り返ってキスをした。
真っ赤な顔をしたAは、行ってらっしゃいと言った。

あぁと返事をして、部屋を出た。

今日はエルヴィンと重要な会議がある。
長引きそうだな。

天気は快晴だった。