進撃の巨人ー奪われる翼ーFinal (ページ23)

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Episode 9-2 満月の夜ページ23

リ「入れ」

いつもの命令口調に、私は何も思わない。

だけど今回は違う。
リヴァイは何かを企んでいる…？

…でも私はリヴァイを愛している。

裏切られたっていい。

私は決意して、家の中に入った。
辺りは真っ暗で何も見えない。

手探りでゆっくりと進んでいく。

すると、扉を発見した。
辺りを見ると、明かりが溢れていた。

ここかな？

入ると、中にはカラフルなドレスが沢山あった。

A「凄いっ、綺麗…」

住んでた人が作ったのかな。
トルソーとか置かれてるし…

すると、後ろで扉が開く音がした。
ドキドキしながら振り返るとそこにはペトラさんがいた。

A「ペトラさん！ペトラさんも連れてこられたんですか？私怖くて…」

ペ「えぇ、まぁ、簡単に言えばそうね。さぁ、選んで」

A「え、選ぶって何を…」

ペ「決まってるでしょ、この部屋にある貴女の気に入ったドレスよ」

な、なんで急にそうなるの！！？

これから何が起こるっていうの？

結局ドレスは決められなくて、ペトラさんが水色のふわふわのドレスを選んでくれた。

髪の毛もアレンジしてくれて、キラキラの飾りもつけてくれた。

さぁ、次の扉よって言われて、部屋を出るとさっきとはうって変わって明るい廊下が続いていた。