進撃の巨人ー奪われる翼ーFinal (ページ11)

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Episode4-4 私が望んだコトページ11

＊…リヴァイside…＊

in 団長室

リ「エルヴィン、休憩しよう」

エル「…何か気になることでもあるのか？」

リ「エルヴィン、お前に聞きたいことがある。知っているとは思うがあの女子会のことだ。女の考えることはわからん、何をやるんだ？」

そう聞くとエルヴィンの顔が険しくなった。

エル「リヴァイ、君には…」

エルヴィンが話し始めた途端にハンジが入ってきた。

リ「おいクソメガネ。入るならノックを…」

ハ「それどころじゃないんだリヴァイ！！！！Aが！！！！」

リ「！」

立体機動を装備して直ぐに部屋に向かった。

部屋に入ると横たわっているAがいた。
そして近くにはベルトで拘束されているレイの姿があった。

レ「リヴァイ！来てくれたのねっ。貴方なら…」

リ「黙れクズ野郎。」

ベラベラとうるさい口の中にブレードを突っ込んだ。
レイは喋らなくなった。

エル「ハンジ、Aを医療室に運ぶから連絡してくれ」

エルヴィンとハンジがAを連れて行ったのを確認し俺はレイに蹴りを入れた。

リ「テメェは壁外追放だ」

こいつを地下牢まで連れて放り投げる。

リ「壁外追放にされるだけありがたいと思え。」

レ「どうして…どうしてなの！？そんなにあの子がいいの！？ねぇリヴァイ！」

取り乱れるレイを俺は冷たく見下ろした。

リ「テメェに言ってもわからないだろうな。」

それだけ言って俺はその場を後にした。

いつもより数倍の速さで歩く。
医療室はこことは真逆の位置にある。

チッ

こんな時に限って館内だから立体機動は使えない。

道のりがやけに長く感じた。