進撃の巨人ー奪われる翼ーFinal (ページ2)

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Episode 1-2 覚悟ページ2

女子会が始まる時間はまだだから、その間にアルミンの所へ向かった。

そして、事情を説明しアルミンは静かに頷いた。

ア「ただの女子会ではないと頭に入れておいてくれ。そしてこれを持っていってほしい」

渡されたのは以前、ハンジさんに悪用された録音テープだった。

ただ以前のものとは少し違う。
今回のは、長く録音する為にリアルタイムで聞くことは出来ないのだ。

これが必ず役に立つだろうとアルミンは言った。

ア「じゃあもう報告書を書く必要はないね」

A「ごめんね、アルミン…」

その時、扉が開く音がして私達は構えた。
だが、現れた人物は104期生の調査兵団のみんなだった。

サシャ「A、負けちゃだめですよ！！」

エレ「気をつけろよ。できるだけ近くをうろつくようにする」

ミ「危機を感じたら、すぐ逃げて」

これって…

リヴァイ風に言うと

これは重大な問題だ。

かな？

…なーんて。
こんな時に何考えてんだろ。

ラ「何があっても無茶だけはするなよ」

A「みんな、ありがとう…」ニコッ

日常を、私は取り戻したい。

リヴァイのプランではないだろうから、申し訳ない。

何か作戦を立てていただろう。

私のせいでその作戦が無駄になってしまう、でも。

きっと、上手くいく。

根拠なんかないけど、不思議と自信が湧いてきたのだった。