普通とは違う (ページ4)

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あれからちょくちょく優は踊り場に現れた。

優｢はーるま！今日は何弾いてるのー？｣

遥真｢今日は俺の好きなアーティストの曲だよ｣

優｢いいね！俺にも聞かせて！｣

あいつはよく俺のギターの観客になってくれた

これがいいあこはだめとか色々教えてくれた

そうゆう時間が増えるにつれあいつの事を段々意識し始めてしまった。

好きまでは行かない。そう思う。

そう思いたいだけなのかもしれないけど

あいつが別の人に距離が近かったりすると必要以上に気になって仕方がない

そんな時ある噂が流れた

学年一の美女が優の事を好きだって事を

周りの人達は｢お似合いだね｣とか｢美男美女カップル｣

って騒ぎ立ててるけど納得が出来ない。

遥真｢(なんで俺じゃダメなんだ)｣

そう思ってしまう自分に苛立ってしまう

よくある恋愛漫画や小説では好きな人が幸せならそれで良いと言う主人公がいる

おれはそんなに性格が良くないからそう思えない。

もし俺が主人公ならそう思ってたかもしれない。

だって俺はそんなに性格が良くない。

【好きな人は俺が幸せにしてあげたい】

そう思える主人公もたまにはいいんじゃないかと思う