ドライな彼女 S.S (ページ35)

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私の目の前にイケメンが座ってる

記憶の中の潤くんと違いすぎてびっくりした。いや、もう何年も会ってないから記憶の中と違うのは当たり前なんだけどね？

櫻井や大野もイケメンだと思ってるし、あの二人がイケメンすぎてイケメンには見慣れたと思ってたし実際そんじょそこらのイケメンにはなんも思わないけどさ、潤くんイケメンだな

｢久しぶりだね。さらにめっちゃイケメンになってるし｣

潤｢そうだね、久しぶりだね。Aちゃんもめっちゃ大人な女性になってるね。言葉遣いあんまり変わってなさそうだけど笑｣

｢そんなイケメンなことをサラッと言うようになっちゃって〜。まあ最後の一言余計な気がしないでもないけどね｣

潤｢いやいや、Aちゃんらしくていいよ。むしろ、変わってたら俺どうやって一緒に過ごせばいいか戸惑うもん笑｣

｢たしかに言葉遣いに関しては、なんにも言えないし正論だけど笑｣

｢それじゃ、一緒に過ごす上で不満や不自由が起きないようにルール決めよっか｣

それから話し合ったけど、ルールというルールはあんまり決まらなかった

決まったのは、

①潤くんがお礼として夜ご飯を作ってくれるということ
(私は料理するのは嫌いじゃないけど、好きでもないし楽だからとても有難い)

②朝ごはんとお弁当は私。(と言っても昨日の夜の潤くんが作ってくれた夜ご飯詰めるだけだから、あんますることないんだけど。)

③トイレとお風呂は必ずノックする(一人暮らしを12年も続けていると鍵かける習慣があんまり無くなっちゃったから)

というルールの3つだけ