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｢じゃあ、いただきます｣
翔｢どうぞ｣
なんかすっげー見られてて食べにくい……
パクッ
あ、見た目ちょっとあれだけど、味は不味くない！これは食えるぞ！
けど、不味いお粥ってそんな無いような……
とか思ってたら少し眉間にシワがよってたらしい
翔｢やっぱ、不味かった……？｣
めっちゃ不安そうに聞いてくる笑
ちょっと意地悪してみようかな笑
｢うーん、、｣
翔｢だよなぁ……いいよ食べなくて｣
落ち込んでる笑
｢嘘だよ笑 美味くはないけど、美味い。うん。多分｣
翔｢多分ってなんだよ笑｣
｢食えるってことの多分。｣
翔｢意味わかんねえ笑｣
｢櫻井はさ、お粥作ろうとしてくれたわけだけど、料理できんの？｣
まあ、あの感じからは出来ないんだろうけど笑
翔｢びっくりするほど出来ねえ笑 だから、今回もめっちゃ調べた笑｣
スマホの画面を見てみると、某レシピサイトが開かれていた
｢だろうな笑 めっちゃ調べてあるし笑 でも良かったわ笑｣
翔｢だろうなって笑 良かったって何が？｣
｢頭よし、顔よし、性格はまあよし、実家よし、地位よしの見た目完璧人間が、料理まで出来たらこえーもん笑 欠点無さすぎでしょ笑 恐怖だわ｣
翔｢なんで性格だけまあがついてんだよ笑 結構みんなに優しくしてるつもりだけど？｣
｢ヘタレな部分がマイナス｣
翔｢うるせーわ笑｣
｢じゃあさ、料理出来ないってことは毎食ほぼ外食かコンビニ飯ってこと？｣
翔｢うんまあ、そうだな。｣
｢体に悪すぎんだろ！笑 自炊しろよ笑｣
翔｢このお粥の通りまじで出来ないんだって。じゃあ、作ってよ｣
｢えええ、｣
けど、出来ないのに自炊しろって言ったのこっちだもんなぁ
｢気が向いたら作るわ笑｣
翔｢それ作んないやつー笑｣
｢作る作る笑｣
翔｢じゃあ、期待して待っとくわ笑｣
｢ハードル上げんな笑｣
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作者名：文月 | 作成日時：2020年7月27日 23時
