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 とりあえず首輪のことが気になるので
 談話室に移動したエースたち
 グリムはその首輪に見覚えがあった



「その首輪って、オレ様が入学式であの赤毛の上級生につけられたヤツなんだゾ」


 ナミもその赤毛の方を知っているので、
 エースがつけている首輪には頓着だった
 案の定、エースがリドルのタルトを食べたことで付けられたものだと知り、納得した

 ツンツン、とエースの首輪を興味津々につつくナミ




「もっと近くで見ていーんだぜ?」


 ニヤッ、と悪巧みを考えたように笑うエースは
 ナミの肩を引き寄せた
 そこをすかさずユウがチョップし、2人に距離を作った「ちぇー」




「じゃあ、とりあえず今日どこで寝ればいい?」


 コロッ、と切り替えの早いエース
 「オメー本当に泊まる気か?」とグリムがジト目になった




「オレ様とコイツの部屋以外、まだどの部屋も埃だらけなんだゾ」
「寝るなら自分で掃除しろ」


 ズバッ、とグリムがそう言えば、「げっ、掃除とか絶対にやだ」ともう反発するエース




「そもそもオレぇ〜ナミチャンの部屋で寝るからいーもん」


「ア"?」


 ユウがむっちゃ男の声を出す
 うおっ、とエースがビビった



「なら、ユウ〜部屋に泊めてよ。オレ、スマートだから幅取らないしさ。ねっ」


 エースは可愛い子ぶった声でユウにねだった
 「こらこら」とユウはどっかのおかんのようにエースを叱る



「ちぇ。ケチ。いいですよ〜」
「1人寂しく談話室のソファで寝ますよーだ」


 おやすみ!とエースは言い捨てると
 ソファに飛び乗り、目をつぶった「ゴホッゴホ!埃ヤバすぎだろ!!」

 ユウたちは「行こ」と自分の部屋に戻っていく

 


「フッ、さっさと寝ちゃえよ監督生」


 エースには余裕があった
 だってエースはこんな静まり返ったところに寝るつもりはなかったからだ

 エースはしばらく携帯をいじくって起きていると
「そろそろか…」とソファから起き上がった




 誰かの部屋へ向かう




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- めっちゃくちゃ面白いで好き!読んでるだけで元気になります❣️ (4月2日 23時) (レス) @page1 id: 34b8c8826b (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - エリカさん» 直してきました!むかつくぐらい誤字が集まってました笑 助かりました。ありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡ (2022年12月10日 21時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - エリカさん» わざとはない笑笑 先にお伝えしておきます。これから先めっちゃ誤字あります(^言^)申し訳ねぇ。自己満で書いているのでスピード重視で書いてしまう (2022年12月10日 21時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
エリカ(プロフ) - あ、あのですね〜誤字ってるところがある気がするんですけど〜言いますね。ページ34の魔法陣のところ「魔法陣」ではなく「魔方陣」になってる気がしますこれってわざとですか?あと長くてごめんなさい (2022年12月10日 20時) (レス) @page34 id: 2794126587 (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - MaOさん» ありがとーございまふ!(^O^) (2022年11月29日 7時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:真灯 x他1人 | 作成日時:2022年10月4日 19時

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