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「あっ!待ちなさい!この狸!」


 前代未聞な点があってか驚いてクロウリーは腕の力を緩めてしまった。その腕からすり抜けていく狸ーーグリム



「そこの人間と違ってオレ様は魔法が使えるんだゾ!だからその代わりにオレ様を学校に入れろ」
「魔法ならとびっきりのを今見せてやるんだゾ」


 グリムは自信満々にそう言いはなった
 ナミは嫌な予感を感じ取り、守るように闇の鏡の前に立つ
 その予感がしたのはナミだけではなく、リドルもだ。「みんな伏せて!!」と言いはなった



「ん゛な゛〜〜〜〜っ!!」


 その生物は奇妙な声を上げて、
 鼻からあっつあつの炎を吹いた
 地面がグリムの仲間かのように炎のカーペットができていく



「うわぁぁあ!あっちちちっ!尻に火が!」


 カリムのお尻に青い炎がついた
 クロウリーが「このままでは学園が火の海です!誰かあの狸を捕まえてください!」と生徒にお願いした



「チッ…かったりぃな」


「アラ、狩はお得意でしょう?まるまる太った絶好のおやつじゃない」


「なんで俺が。テメェがやれよ」


 ヴィルとレオナが呑気な会話を始めた
 そのあとアズールの点数稼ぎがどうたらこうたらな話が始まったり、誰もあのグリムを捕まえる気はない

 ナミはここは私が!とマジカルペンを持った
 しかし、何者かに足を掴まれ、滑って床にお尻をついてしまう



「ナミ…!俺のお尻の火を消してくれ…っ!」


 カリムだ
 カリムは涙目になってナミにすがりついていた
 ナミは急いでカリムのお尻についた火を魔法で消した
 


「ありがとう!ナミー!!」


 カリムにぎゅっ、と抱き締められる。「わぁーん」とカリムは泣いていた。よっぽど熱かったのだろう



「俺、やっぱナミのこと好き!」


 チュッ、とカリムはナミの頬にキスをした


 

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- めっちゃくちゃ面白いで好き!読んでるだけで元気になります❣️ (4月2日 23時) (レス) @page1 id: 34b8c8826b (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - エリカさん» 直してきました!むかつくぐらい誤字が集まってました笑 助かりました。ありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡ (2022年12月10日 21時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - エリカさん» わざとはない笑笑 先にお伝えしておきます。これから先めっちゃ誤字あります(^言^)申し訳ねぇ。自己満で書いているのでスピード重視で書いてしまう (2022年12月10日 21時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
エリカ(プロフ) - あ、あのですね〜誤字ってるところがある気がするんですけど〜言いますね。ページ34の魔法陣のところ「魔法陣」ではなく「魔方陣」になってる気がしますこれってわざとですか?あと長くてごめんなさい (2022年12月10日 20時) (レス) @page34 id: 2794126587 (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - MaOさん» ありがとーございまふ!(^O^) (2022年11月29日 7時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:真灯 x他1人 | 作成日時:2022年10月4日 19時

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