11 ページ11
、
「あっ!待ちなさい!この狸!」
前代未聞な点があってか驚いてクロウリーは腕の力を緩めてしまった。その腕からすり抜けていく狸ーーグリム
「そこの人間と違ってオレ様は魔法が使えるんだゾ!だからその代わりにオレ様を学校に入れろ」
「魔法ならとびっきりのを今見せてやるんだゾ」
グリムは自信満々にそう言いはなった
ナミは嫌な予感を感じ取り、守るように闇の鏡の前に立つ
その予感がしたのはナミだけではなく、リドルもだ。「みんな伏せて!!」と言いはなった
「ん゛な゛〜〜〜〜っ!!」
その生物は奇妙な声を上げて、
鼻からあっつあつの炎を吹いた
地面がグリムの仲間かのように炎のカーペットができていく
「うわぁぁあ!あっちちちっ!尻に火が!」
カリムのお尻に青い炎がついた
クロウリーが「このままでは学園が火の海です!誰かあの狸を捕まえてください!」と生徒にお願いした
「チッ…かったりぃな」
「アラ、狩はお得意でしょう?まるまる太った絶好のおやつじゃない」
「なんで俺が。テメェがやれよ」
ヴィルとレオナが呑気な会話を始めた
そのあとアズールの点数稼ぎがどうたらこうたらな話が始まったり、誰もあのグリムを捕まえる気はない
ナミはここは私が!とマジカルペンを持った
しかし、何者かに足を掴まれ、滑って床にお尻をついてしまう
「ナミ…!俺のお尻の火を消してくれ…っ!」
カリムだ
カリムは涙目になってナミにすがりついていた
ナミは急いでカリムのお尻についた火を魔法で消した
「ありがとう!ナミー!!」
カリムにぎゅっ、と抱き締められる。「わぁーん」とカリムは泣いていた。よっぽど熱かったのだろう
「俺、やっぱナミのこと好き!」
チュッ、とカリムはナミの頬にキスをした
、
478人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
灯 - めっちゃくちゃ面白いで好き!読んでるだけで元気になります❣️ (4月2日 23時) (レス) @page1 id: 34b8c8826b (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - エリカさん» 直してきました!むかつくぐらい誤字が集まってました笑 助かりました。ありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡ (2022年12月10日 21時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - エリカさん» わざとはない笑笑 先にお伝えしておきます。これから先めっちゃ誤字あります(^言^)申し訳ねぇ。自己満で書いているのでスピード重視で書いてしまう (2022年12月10日 21時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
エリカ(プロフ) - あ、あのですね〜誤字ってるところがある気がするんですけど〜言いますね。ページ34の魔法陣のところ「魔法陣」ではなく「魔方陣」になってる気がしますこれってわざとですか?あと長くてごめんなさい (2022年12月10日 20時) (レス) @page34 id: 2794126587 (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - MaOさん» ありがとーございまふ!(^O^) (2022年11月29日 7時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:真灯 x他1人 | 作成日時:2022年10月4日 19時