【名探偵コナン】白い警察２５

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　長年溜まっていた悩みがポンッ、とすっ飛んだ
　今は清々しい気分だ



『それじゃあ用は済んだし、帰りますね』

　

　ニコッ、と笑顔を貼り付けて、帰ろうとすると…




ｸﾞｯ



…………………………あれ？体が前に進まない


　というか肩がグワッ、って掴まれているみたいにものすっごい痛いし…、なんか肩に褐色した手があるし…

　振り向いたらめっちゃ笑顔だけど、怒っている彼が





『(笑顔怖い)えっと…』



降谷「僕がこのまま帰すとでも？」



『……』




　彼がなぜ怒っているか理解しました



　＿＿＿ああ、えっと…警察庁に侵入して、データ盗んだことだよね？




『あ、データをコピーしていたUSB返しますね』



　渡して、瞬時に逃げようとしたら、膝をすくわれ、体を抱き抱えられてしまう




ｷﾞｭｯ





降谷「犯罪者を野放しにはできません
捕まりたくなかったら、僕と一緒にいること」



「いいですね？」





　強引な取引を持ち掛けられたが、



『イヤデス』


　って、ちゃんと否定できる





降谷「は？」



『(だから笑顔が怖いのよ…)』





　そこへ救いの手が伸びてきた





赤井「なら、このFBIがシークレットを見張ろうか？」



有希子「ここには私もいるし！優ちゃんもいるもんね！」



優作「見張り役が多いと損なんてありませんから」





　いや…






赤井「ん？どうした？」





　バーボンも貴方もどっちも変わんない…





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