第122話 ページ30
sm「はー…これでAも落ち着いて暮らせるわけだし」
『あの2人がいて落ち着いた学校生活送れるとは思ってないけどね』
sm「一緒住まない？」
『やだ(即答)』
sm「えーなんで！？」
こんそめが驚いたような顔でこっちを向く。逆になんで了承されると思ったんだ。
『いや…なんかやだ』
sm「なんだそれwてかほぼ一緒に住んでるような感じじゃん」
『家の中に一緒にいるのとはちょっと違うでしょ』
隣だからね。壁があるから安心出来るよね。うん。
sm「…もしかして襲われるとか思ってんの？」
『ｯは！？んなこと思ってないし！』
急に意味のわからないことをほざきだすので、思わず声を荒らげてしまう。顔も熱くなるし最悪だ。
sm「へ〜？ま、確かに俺が襲わないなんて保証はしないけど」
『…へ、』
こんそめの言葉に一瞬固まる。
その瞬間。
幸せそうに弧を描くペリドットが、目の前にあった。
小さなリップ音が鳴って、顔が離れていく。
sm「…スキあり」
やってやった、みたいな顔して、こんそめが呟いた。
『ばｯ……馬鹿なの！？！？』
アパートはもうすぐ近く。走って逃げようとするが、腕を掴まれた上に抱き締められて、逃げ道が無くなる。
トクン、トクン、とこんそめの鼓動が伝わってくる。
sm「…なーんてね。びっくりした？」
『…は？』
パッ、と離されて、こんそめが私の前に回ってくる。私の顔を覗き込んで、ニヤニヤと笑いながら。マジで腹立つこの笑顔。
sm「だってAが可愛いこと言うんだもん。イタズラしたくなっちゃうじゃん」
『………』
sm「え、そんなやだった？なんかごめ、」
『…仕返し』
『じゃ、また明日』
耳を赤くしてアパートへ走っていくAの背を呆然と見つめる。
しばらくして、ため息と共にしゃがみ込んだこんそめは、Aのことを笑えないくらいに頬も耳も赤くして、
sm「……反則だろぉ……」
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久々(？)の甘々回
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舞コンブ神楽(プロフ) - もっちもっちさん» 最後まで読んでいただきありがとうございました…！ちなみに今も(かなり亀更新ですが)長編や短編を書いてるので、もし良ければ読んでみてください！ (2022年10月20日 23時) (
レス) id: 7865aa888d (このIDを非表示/違反報告)
もっちもっち(プロフ) - 完結おめでとうございます!!!つい最近読んだよですが、面白すぎて2日間で終わってしまいました!!!さらに面白い作品が出ることを期待しております！ (2022年10月20日 21時) (レス) @page32 id: 5d1b6c9e6e (このIDを非表示/違反報告)
舞コンブ神楽(プロフ) - クラインさん» そんな感じです！子供ちゃんも、もしかしたらハチャメチャな未来になるかもですね…！こちらこそ、ここまで読んでいただきありがとうございました！！ (2022年6月21日 23時) (レス) id: 7865aa888d (このIDを非表示/違反報告)
舞コンブ神楽(プロフ) - くろもち@華月さん» 楽しいと感じて貰えてとても嬉しいです(*´˘`*)最後まで読んでいただきありがとうございました！ (2022年6月21日 23時) (レス) id: 7865aa888d (このIDを非表示/違反報告)
クライン(プロフ) - 完結おめでとうございます。夢主ちゃん達みんな幸せになってくれてよかったです。この先は子供ちゃん×zmさんって事であってます？？？そんな未来を想像しながら生きていきます。ここまで本当に、お疲れ様でした！！素敵なお話をありがとうございました！！ (2022年6月21日 19時) (レス) @page32 id: 2e57063caa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞コンブ神楽ﾁｬﾝ | 作成日時：2022年5月1日 17時
