プロローグ(文豪ストレイドッグス) ページ2
夜のヨコハマ。
廃工場には不法の輩が屯する_。
『お取り込み中失礼致します』
「うちの傘下にいながら俺達を裏切ろうとするとはいい度胸じゃねェか」
そう云い乍入ってきたのは、2人の男女。
「此奴等…真逆ポートマフィアの!」
「たった2人で何が出来る!殺るぞお前等!」
「「「「ウォォォー!!」」」」
掛け声と共に襲い掛かってくる男達。
『うわ、此の方々全員中也さんより背が高いじゃないですか!』←
1人の少女が男に回し蹴りをする。
「五月蝿ェ!手前の方が小せェだろうが!ハル!」
中也さんと呼ばれた青年は少女に言い返し乍、一気に3人程の男を吹っ飛ばす。
『私はこれから成長期が来るんです!何時か太宰さん位大きくなるんですから!』
「手前!俺の前で青鯖の名前を出すんじゃねェ!」
2人は軽い言い合いをし乍、男達を始末していく。
__男達は、誰1人として立ち上がらなかった。
少女の名前は池田ハル。
普段は普通の高校生としてヨコハマで暮らしている。
彼女のクラスメイトは皆彼女がポートマフィアであることを知らない。ポートマフィアとしての彼女と対面することも無い。
___筈だった。否、少なくとも今まではそうだった。
彼がくるまでは。
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作者名:神楽小夜・コハル | 作者ホームページ:
作成日時:2017年1月14日 12時