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虎さんがいるという場所に着いた時には樋口ちゃんが死にかけていた

芥川くんが樋口ちゃんの首を絞めている少年の背中に羅生門を突き刺した


「ゴホゴホ 死を惧れよ 殺しを惧れよ 死を望む者等しく死に望まるるが故に、、」

「お初にお目にかかる僕は芥川 そこな小娘と同じく卑しきポートマフィアの狗」


それに私も続く


『同じく永井Aです』


「芥川先輩ご自愛を 此処は私1人でも」


樋口ちゃんの声とともにパシッと乾いた音が鳴った


芥川くんが樋口ちゃんに平手打ちしたのだ


「人虎は生け捕りとの命の筈片端から撃ち殺してどうする、役立たずめ」



「すみません、」




『ちょっと!叩くことないじゃん!部下だよ?女の子だよ!?』

「マフィアに女もクソもない」

何こいつ今すぐ殴り飛ばしたい


『最低、今日から芥川!だからね!』


「勝手にしろ」

芥川は駄々をこねる子供を見るかのような目をしている

そんな言い合いを繰り広げていると虎の少年がやっと口をひらいた


「人虎...?生け捕り...?あんたたち一体」


少年の言葉に芥川が答える


「元より僕らの目的は貴様一人なのだ人虎」


『そうそう、そこに転がっているお仲間も残念ながら君の巻き添えなんだ』



「僕のせいで皆が、、?」


ああ苦しそうな顔してる、御免ね辛いよねでも首領の命令なんだ


「然りそれが貴様の業だ人虎、貴様は生きているだけで周囲の人間を損なうのだ、自分でも薄々気がついているのだろう?」


『ちょっと言い過ぎなん「羅生門」


はあ聞く気なし


芥川の言葉と同時に少年の横ギリギリのアスファルトが削れてゆく


「僕の羅生門は悪食凡るモノを喰らう抵抗するならば次は脚だ」


「な何故?どうして僕が━━━━━━━」

「...くん....敦くん.....逃げ ろ....」



あの雪の少年まだ息があったのか

「う.......」


それにあの女の子も



虎の少年も2人の息があることを確認するとこちらに向かって走ってきた



「うわああああああああああああ」



『えっほんとにっ!』


「玉砕か詰まらぬ」


芥川の羅生門で勝負はつくと思われたがなんと虎の少年が羅生門を避けた


『ええ、すごい』


「ほう」



ズザザザザ少年は銃を此方に向けると思いっ切り撃った


タタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ


危ない芥川盾にするのもう少し遅れてたら死んでたなコレここまでするなんて予想外だよ少年

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 中原中也 , 太宰治   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:りょうくん | 作成日時:2020年5月2日 1時

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