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No side
まぁ、とジンペイは表情を切り替える。
ジンペイ「ようはそのドッペフフンフーに会わなければいいんだろ？気をつけるぜ！」
......と、そのときジンペイの腹の虫がｸﾞｩｩｩ〜〜…っと鳴り響き渡った。
ジンペイ「なんか腹減ったからエビマヨ春雨餃子パン買ってくる！Aも行こうぜ！」
「え、わっ！」
ジンペイは笑顔でAの手を握り、扉をスライドさせて出て行った。
______Aと2人で廊下を歩いていたジンペイは、Aに笑顔で話しかけながらも頭の中で考えていた。
ジンペイ「(俺に似てるってことは、ソイツもAが好きなのかなぁ...なにっ！そうなるとまたライバル出現か...!!)」
ジンペイがAへの恋心と競争心を燃やしていると、曲がり角から現れた男子生徒にドンッ！とぶつかってしまった。
ジンペイ「あだぁっ！」
「ジンペイ！大丈夫？」
ジンペイ「あ、あぁ......、あぁぁぁぁーーーーっ！！」
ジンペイが顔を上げ、思わず声を上げる。
「...?...あっ！」
Aも続いて声を上げる。
？「...あっ、キミ達は...」
目の前に立っている生徒も、2人を見て目を見張った。
ジンペイはすぐさま立ち上がり、目の前の人物をビシッと指さした。
ジンペイ「お前だな！？このドッペフフンフーめ！」
？「寺刃、、ジンペイ...？」
ジンペイ「えっ？なんでドッペフフンフーが俺のことを知ってる？」
？「僕はドッペルゲンガーなんかじゃないよ。キミに顔の感じと髪型が少し似てるだけさ」
男子生徒はにこっと笑う。
ジンペイと同じく猫耳のような癖っ毛がついているが、髪は黄緑色。小さいながらも存在するアホ毛は２つに分かれていた。黒目の大きめの瞳も、ジンペイとは形が異なっていた。
口調も声も雰囲気もまるで違う。
ジンペイ「確かに、言われてみると似てるけど髪の色とか違うし…よく見たら全然違うよな！」
？「そういうこと。
僕は“芦矢ライム”、よろしく」
警戒心が溶けたジンペイ、それからAにライムは自己紹介をした。
……と。ジンペイはライムを見て眉を寄せると、もう一度ライムを指差した。
ジンペイ「でもお前、見たことない顔だけど転校生か？」
ライム「違うよ。僕は高等部の生徒だよ」
さらっと言ってたライムの発言に、2人は「高校生！？」と声を合わせた。
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優衣 - かふぇもかさんのこの夢小説を読んだ時、素敵な作品だなと思いました‼️頑張ってください❗ (2023年2月28日 17時) (
レス) id: 95d1cd5894 (このIDを非表示/違反報告)
ちーや - 中等部編ってないんですか？できれば中等部編から書いてってくれればキャラとかも把握できるし、夢主ちゃんヒーローの詳細とか分かるので書いてほしいです (2022年11月5日 1時) (レス) id: 260906d624 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 高等部編じゃない前のも書いてほしいです (2022年5月22日 19時) (レス) @page4 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
モカ茶。(プロフ) - かふぇもかさん» ありがとうございます！楽しみに待ってます((((( (2021年2月21日 15時) (レス) id: e467f9631d (このIDを非表示/違反報告)
かふぇもか(プロフ) - モカブラウンさん» 分かりました！ご期待に沿えるようがんばりまっせ((( (2021年2月21日 6時) (レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かふぇもか | 作成日時：2021年2月10日 21時
