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No side
全員の風紀チェックが終わったその直後、アウトの判定とみなされた全生徒が校庭に集められた。
豪万蛇「お前達は全員、新ルールに基づく風紀チェックでアウトの判定となった。
よって諸君には、品位を身につけてもらうべく、スパリゾートで24時間サウナ生活を送ってもらう！」
豪万蛇のメガホンから通ってくる声に、一同がざわめきだす。
マタロウ「24時間サウナ……！？」
コマ「そんなの死んじゃうよ……！;」
ジンペイ、A、コマ、マタロウは顔を青ざめた。
サウナの中に入り、ゆくゆく干からびていく自分たちがおおいに想像できる。
ざわめいた全生徒の様子を見かねて、豪万蛇はまたも声を張った。
豪万蛇「______なお、これはあくまで拘束に基づく処罰である為、今のうちに【退学】を決意するならば、罰は免除される。
______さあ諸君、どうする？」
ニヤッと意地悪く笑う豪万蛇に、全生徒の顔つきが険しくなった。
メラ「なんて汚ねぇやり方だ…！！
もう黙ってられねぇ！！」
そんな中、ラントがざわめく生徒の間をかきわけるように歩き、豪万蛇の前に立った。
ラント「豪万蛇会長」
豪万蛇「……なんだ」
ラントは装甲車の上に立つ豪万蛇を見上げ、キッと睨みつけた。
ラント「はっきり言わせていただくが、
あなたのやり方は【下品】だ！！」
ラントの言葉に、豪万蛇が片眉をピクリと動かした。
豪万蛇「______この私に【下品】と言ったか？
ならばそれ相応の覚悟は出来ているのだろうな」
豪万蛇もまた、下にいるラントを睨みつける。
睨み上げるラントの隣に、ジンペイが眉を吊り上げて駆け寄ってきた。
ジンペイ「おい！傲慢人間ゴウマンダー！！
中等部を潰したいなら、俺と1対1で勝負しろ！！」
豪万蛇「……………なに？」
ジンペイ「もし俺が勝ったら、中等部から手を引いてもらう！！」
ジンペイの力強い申し出に、眉を固くひそめていた豪万蛇が口元に薄い笑みをたたえた。
豪万蛇「______確かに、1対1の真剣勝負なら、品位を損なうことなくお前達を処理することができるな…
______よし、いいだろう」
豪万蛇はそれを承諾した。
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優衣 - かふぇもかさんのこの夢小説を読んだ時、素敵な作品だなと思いました‼️頑張ってください❗ (2023年2月28日 17時) (
レス) id: 95d1cd5894 (このIDを非表示/違反報告)
ちーや - 中等部編ってないんですか？できれば中等部編から書いてってくれればキャラとかも把握できるし、夢主ちゃんヒーローの詳細とか分かるので書いてほしいです (2022年11月5日 1時) (レス) id: 260906d624 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 高等部編じゃない前のも書いてほしいです (2022年5月22日 19時) (レス) @page4 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
モカ茶。(プロフ) - かふぇもかさん» ありがとうございます！楽しみに待ってます((((( (2021年2月21日 15時) (レス) id: e467f9631d (このIDを非表示/違反報告)
かふぇもか(プロフ) - モカブラウンさん» 分かりました！ご期待に沿えるようがんばりまっせ((( (2021年2月21日 6時) (レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かふぇもか | 作成日時：2021年2月10日 21時
