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貴方side
相澤「欠席は…谷裂、斬島、田噛か」
結局3人は学校には来なかった
谷裂は家にすらいなかったし
クラスメイトは休みのことについては何も聞いて来ない
多分昨日のことがあったから
貴方「谷裂…どこ行ったんだろうなぁ…」
谷裂side
俺はヒーローになるわけではない
そんなことよりもするべき事はある
？？「己の為に力を高める…なんて素晴らしい子なんだ君は…」
谷裂「誰だ貴様」
金棒を構え
現れたソイツに向ける
？？「そう警戒しなくていい…。君は…正義が全てだと思うかい？」
谷裂「は…？」
何を言い出すんだコイツは…
敵という奴か？それとも亡者？
？？「君みたいな子に…死柄木と協力してほしいんだよ」
死柄木…
確かあの時の…ッ
？？「ヒーローだったら何しても許される。そんなの理不尽だ…ただこの世界を変えてみたいんだよ」
？？「君はヒーローなんて目指していないんだろう？こっち側へ来るべきだ谷裂君」
ゾクリと寒気が走る
コイツ只者じゃない
谷裂「なぜ名前を…」
金棒を強く握りしめる
いつでも攻撃が出来るように
谷裂「残念だが俺はお前達に興味はない。ヒーローだの敵だの好きにすれば良い」
谷裂「俺はやるべき事をするだけ。それだけだ」
？？「…そうだったのかい。それは誤解してたなぁ…でも…君みたいに強い子がいるならこちらとしてはいてほしい」
谷裂「仲間になる気は…「仲間がどうなっても知らないよ？」…！？」
？？「こんな卑怯な手を使うのは心苦しいけど…君みたいに強い子がヒーロー側にいるのは困る…」
？？「こちら側へ来るんだ…谷裂君」
消えていく謎の男
A達がそう簡単にやられないことはわかっている…なのに…
アイツは違う
普通の生者じゃない
俺だって負けるかもしれない…そのくらいの実力があるように感じる
谷裂「……」
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作者名：namazu | 作成日時：2018年6月17日 22時
