life840 ページ41
***
ア「まぁまぁ」
「おはようアリス」
ア「んふふ」
「よしよし」
俺とAも少し仮眠を取って6時には起床した。
アリスが珍しく早起きでびっくりだ。
ア「んーすきぃ」
「私も大好きだよ。ほら起きよう？」
ア「ままおこしてぇ」
「ふふっ」
でも朝っぱらから幼稚園児みたいなダラけよう。
リ「アリスー、甘え過ぎだぞ」
ア「いやぁ！ママに起こしてもらうの」
「リムル様、私は良いので準備してください」
リ「ったく」
ア「あいてっ！」
ちょぉっとムカついた俺はアリスにデコピンをした。
ア「あーんデコピンされたママー！」
「ほらまたされちゃう前に起きよう」
ア「うん」
Aにくっつき虫をしながらアリスは起き上がった。
歩く時もずっと背中にくっ付いてた。
ア「ん〜ママ朝ごはん一緒に食べよ」
「私あんまりお腹空いてないからアリス食堂で食べておいで」
ア「エッ！！なんで！？どこか痛いの！？」
「いや、そうじゃなくて…」
ア「頭痛？腹痛？簡単な痛みなら治せるよ？？」
「あ、あの…」
リ「アリス、A食欲無いだけだって」
ア「ちゃんと食べなきゃダメ！！ママの分テイクアウトしてくるから待ってて！！」
「あ、アリス？」
ア「パパー！戻ってくるまでママ見張っててね！」
リ「了解」
「リムル様まで…」
ア「行ってきまーす！」
鬼の切り替えスピードでアリスは部屋を出て行った。
Aが飯食わないと心配になる気持ちは分かるから、
アリスがこうやって言ってくれるのはありがたいな。
リ「そういう事だから、とりあえず着替えだけ済ませて俺の部屋戻って来いよ」
「…すみません」
リ「気にするなっ。俺も少しやることあるから先に出るけど、時間になったら戻って来るよ。7時くらいで大丈夫か？」
「はい」
リ「OK。そんじゃ…」
「っ！」
Aに近付いて抱き締めると驚いていた。
リ「行ってきます」
「…行って、らっしゃいませ…リムル様」
はぁぁ可愛いいっ！！！
***
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2023年4月25日 22時
