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***
「…」
蘭「大将何したの〜」
竜「社ビビってんじゃん」
イザナさんが怖くなって
私は蘭くん達の方に走って逃げた。
竜胆くんと蘭くんの間からじっと睨む。
イ「そんな警戒すんなって笑」
「こっちに来ないでください」
蘭「どした〜？大将にセクハラでもされたか？」
「セクハラ以上ですあの人危険です」
竜「え…」
イ「ハハッ」
蘭「大将あんまバイトいじめんなよ。辞められたら困るだろ〜」
イ「分かってるって」
竜「(ビビってる社も可愛いな…)」
「…」
蘭「ほれ、もう大丈夫だから続きしな」
「蘭くんありがとうございます」
蘭くんにお礼を言うと
ニヤッと笑って嬉しそうにしていた。
私はイザナさんを避けるようにバイトの続きに戻った。
イ「つーか俺を悪者扱いにすんなよな」
蘭「社の目には相当な悪党に見えてたよ大将」
竜「ま、実際悪党だしな」
イ「お前らなぁ」
蘭「そういや鶴蝶は」
イ「アイツ昨日喧嘩しまくったせいで珍しく爆睡かましてるよ下僕のくせに」
竜「へぇ、鶴蝶でもそんな日あんのか」
イ「だから置いてきた後は知らねぇ」
蘭「ウケる。起きたら焦んだろうな」
竜「アタフタしてそうだよな笑」
イ「まだクソガキだからな」
蘭「ふふっ」
竜「あ、そっか。社の方が年上か」
「…？」
蘭「社今年14？」
「そうです」
竜「わっか」
イ「社もクソガキだなっ」
「うるさいです」
イ「うわぁートゲ。生意気だー」
蘭「ﾌﾞｯ…めちゃくちゃ嫌われてるじゃん」
「…」
突然求婚してくる人なんて怖い以外ない。
佐野くんもそうだったけど別。
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2023年3月19日 16時
