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life758 ページ9

***






リ「今日もダメかー…」


「…」


リ「早く起きてくれよなぁ」




それから数日後。
俺はいつも通りAのお見舞いに来ていた。


これからまた仕事に行かなきゃいけないが、
その前にAに会うルーティーンなのだ。




レ「リムル様、お時間です」


リ「!…行ってくるよA」


「…」




レイから連絡が入りすぐに医務室を
出なければならなくなった。


名残惜しいが今日もAが目覚めることを祈って
俺は仕事に出かける。




レ「リムル様お待ちしておりました」


リ「あぁ」


レ「お客様がお待ちです」


リ「ありがとう」




今日はこの前約束していたガゼル王との面会。




リ「失礼します」


ガ「おぉリムルか、遅いではないか」


リ「すまんな」




それにしてもガゼル王、
歳とっても元気っつーかむしろ前より威厳でまくり。




リ「ん?隣の方は?」


ガ「あぁ、今日紹介したい者だ」




ガゼル王の隣にはお淑やかで綺麗な女性が座っていた。
ガゼル王の嫁?違うな聞いた事ないし…




メ「お初にお目にかかり光栄ですリムル様。娘のメアリと申します。以後お見知りおきを」


リ「…へ?」




まさかの嫁通り越して娘!?!?



リ「え、娘居たの!?」


ガ「ん?言ってなかったか?」


リ「聞いてねーよ!てかもうこんなに大きいじゃんか!!」


ガ「仕方あるまい。メアリは英才教育のため他国に留学させておったからな」


メ「はい、各国を旅しながら学ばせていただいておりました」


リ「マジかよ可愛い子には旅させる主義だったのかよガゼル王…」


ガ「メアリには強くなってもらわんといけんからな」


リ「にしても女の子にそこまで…ウヴン、メアリさん失礼なのは承知の上だが今おいくつ?」


メ「はい、今年で20歳になりました」


リ「ぐ、めちゃくちゃ若い!」


ガ「ワッハッハ!美しいだろう我が娘は」


リ「あんたの娘と聞いて驚くぐらいには美人だよ!」


ガ「母親に似たのだろうな」


リ「母親いんのかよ紹介されてねーよどっちも!」


ガ「聞いてこなかったお前が悪い」


リ「俺のせいかよ!!」


メ「ふふっ」














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なる(プロフ) - 早く続きが気になります! (2023年2月21日 11時) (レス) @page30 id: 7de6b03a01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年1月3日 6時

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