格が違うんですよ格が！16【転スラ】 (ページ46)

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life795 ページ46

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リ「うわーやっぱりそうなのか」

メ「そうなんです！酷いと思いませんか？」

リ「俺もちょっと苦労したからなぁ」

メ「だからこの前言ってやったんです！」

思いのほかメアリさんとの観光は有意義な時間だった。
ガゼル王のこととか母親のこととか、メアリさんしか知らないこともたくさん教えて貰ったしな。

リ「そう言えば今日は泊まる予定だったよな？」

メ「はい！」

リ「それならテンペスト1の宿案内するよ」

メ「ありがとうございます！楽しみだったんです！」

リ「温泉とか好きなの？」

メ「はい！テンペストが1番と聞いていたので本当に楽しみで昨日少ししか眠れませんでした！」

リ「ぷっ…意外と子供っぽいんだなメアリさん」

メ「へ！？あ、す、すみません…好奇心旺盛な方だと自覚してはいるんですが…つい」

リ「いい事だと思うよ！これからのドワルゴンも安泰だな」

メ「っ！…ありがとうございます！」

リ「さぁ行こうか」

メ「はい！」

メアリさんを連れて迎賓用の宿屋へと向かった。

先にシュナ達が待っててくれてるから、
身の回りのお世話とかもやってもらう予定だ。

シュ「お待ちしておりました」

リ「あぁ」

メ「綺麗…」

リ「メアリさんどうぞ」

メ「はい！ありがとうございます！」

シュ「ふふっ」

メアリさんは宿屋を見て目を輝かせていた。
中に入っても見るもの全てに興味を示し、
満足そうにしてくれていた。

べ「来たんですね」

リ「あぁ」

シュ「メアリ様、こちらがお召し物です」

メ「こ、これが浴衣ですか…！着てみたかったんです！」

シュ「ふふっ」

べ「シュナ楽しそうですね」

リ「だな」

メアリさんはすぐに浴衣に着替えると言い、
シュナに着付けを頼んでいた。

べ「今日はこちらで？」

リ「そのつもりだ」

べ「ハハッ、その方がいいですよ」

リ「どういう意味だ？」

べ「いえ、特に」

リ「…」

べ「それでは失礼します」

ベニマルもあの日から少し変わった。
分かりやすいくらいにな。

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