life792 ページ43
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次の日。
俺はレイにシフト制のことを伝えるため書斎に向かった。
リ「おはよう、レイ居るか?」
レ「おはようございますリムル様。ここにおります」
「…」
リ「あぁちょっと話がある」
レ「かしこまりました」
「…」
Aが昨日よりゲッソリしてるように見えた。
大丈夫かな…早く何とかしないと。
レ「お話とは?」
俺はレイを廊下に呼び出した。
リ「実はお前とAの勤務をシフト制にしようと思ってるんだけど」
レ「え?」
リ「一日交代とか時間で分けるとかしてさ」
レ「どうしてですか?」
リ「いや…その、Aがレイの仕事ぶりに負い目を感じてるなって思ったからさ」
レ「そんなぁ!私はAと一緒にお仕事したいです!」
リ「えっ」
レ「私も助けられてること多いのでやっぱり一緒がいいなと思うんです。ダメでしょうか?」
リ「んー…」
レ「お願いしますリムル様」
本当にそう思ってるのか?
何か目的があるとかじゃなく?
リ「…分かった、でも様子見て決めることにするよ」
レ「ありがとうございます!!」
リ「引き続き頑張るように」
レ「はい!」
全く分からない。
どういう事なんだ。
レ「あ!それとリムル様」
リ「ん?」
レ「本日早朝アーロン様からご連絡がありまして」
リ「うん」
レ「どうやら次の会議にAを参加させて欲しいと言うんです」
リ「え…なんでアーロンさんがAを?」
レ「すみません、私も連絡をいただいた時驚いたのですがそうして欲しいとの事でした」
リ「…それは考えておくよ」
レ「はい。それとガゼル王から別途連絡が来ておりました」
リ「あー…そういやそうだった」
レ「よろしく頼むとの事でした」
リ「はぁ。分かったよ、ありがとう」
レ「はい!」
Aの事もそうだが重なり過ぎなんだよ。
とにかく順番に片付けていかないと。
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なる(プロフ) - 早く続きが気になります! (2023年2月21日 11時) (レス) @page30 id: 7de6b03a01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年1月3日 6時