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life791* ページ42

***








リムル様が帰ってからすぐシャワーを浴びた。




「…」




どれだけ優しくされてももう響かない。
それと同時に考えるのはアリスのこと。


アリスを抱き締めてる時だけ感じる温もりに
私は飢えているのかもしれない。




レ「A」


「!」




ボーっとしていたらいつの間にかレイが部屋にいた。




レ「あらお風呂上がりですか?」


「…」


レ「そんなに睨まないでください。話をしに来ただけですから」


「…何の用」


レ「次の指示に従ってもらおうと思いまして」


「…」




この前のお金の件もそう。
こうやって夜になると現れては私に指令を出してくる。




レ「そう言えば知っていますか?」


「何を」


レ「リムル様にお見合いの話がきてることを」


「…!」


レ「その顔はご存知無かったようですねぇ。あなたが眠ってる間にガゼル王がご息女を連れてテンペストにいらしたんです。こっそり盗み聞きしてたのですが、どうやらご息女がリムル様とご結婚されたいと申し出ていましてね」


「…そう…なんだ」


レ「ふふっ。ガゼル王も是非ともとお願いしてましたよ。さすがのリムル様も断れず今度デートでもするんじゃないですかねぇ」


「…それで、用件は」


レ「リムル様とご息女の婚約」


「…」


レ「これが次のミッションです。そして同時に、あなたにはアーロン王の正妻になっていただきます」


「っ!?」


レ「まぁ正妻と言っても名ばかりですが。我が国では私が妃として周知されていますし、国民にもこの件は知れ渡っていますのでご安心ください」


「なんで私がッ!!」


レ「あははっ!レヴールに行けば分かりますよ。あと数日後にアーロン王がいらっしゃるのであなたもリムル様と同席してください。アーロン王があなたとの婚約を申し出ますので必ず答えるように」


「…」


レ「もちろん断ったらどうなるか分かりますよね」


「…なんで…私なの」


レ「あなた以外には務まらないからですよ」


「…」


レ「あ、でもレヴールの妃になってもアーロン王に媚び売ったりしないでくださいね。一応私の旦那ですから」


「…誰が、気持ち悪い…」


レ「あはは!心配なさそうですね!ではよろしくお願いします」


「…」
















***

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なる(プロフ) - 早く続きが気になります! (2023年2月21日 11時) (レス) @page30 id: 7de6b03a01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年1月3日 6時

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