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life790 ページ41

***







俺はAを抱き上げて部屋の中にお邪魔させて貰った。




リ「A」


「…」




いつも以上に生気が感じられない虚ろな瞳。
元気だった頃の面影はどこにも無かった。




リ「あいつらのことは気にするな」


「…」


リ「お前はもう罰だって受けたし今ちゃんと働いてくれてんだから、とやかく言われても気にすることなんてないんだ」


「…」


リ「大丈夫。俺が居るから」


「…」




ソファーに座りAをギュッと抱き締める。




「…リムル様」


リ「ん?」


「もうお帰りになってください」


リ「えっ…」


「私、そろそろ休みたいです」


リ「あ…あぁ、そうだよなごめん」




好きな人から必要とされないのは、結構刺さるというか俺じゃダメなのかって思ってしまうな。


でも今のAに必要なのはアリスであって、
アリスもAを必要としてる。


他の奴のこと考えられてたら嫌だけど、
そういう愛情深いところは俺も好きだ。




リ「なぁ」


「はい」


リ「俺のことどう思ってる?」


「…」




でも気になる。
お前にとって俺はなんなのか。




「…リムル様は、私の上司です」


リ「そうじゃなくてえーっと」


「それ以下でもそれ以上でもありません」


リ「!!」


「…」




何となく予想はしてたけど、
ハッキリ言われるときついな。




リ「そっか」


「…」


リ「じゃあもっと良い上司になれるよう頑張るよ」


「!」


リ「だからこれからも俺を支えてくれA」


「…っ」




Aも俺にこんなこと言われると思ってなかったようで、少し動揺していた。




リ「な?」


「…はい」


リ「ふふっ」


「…」




その返事が嬉しくて俺はまた無意識に
Aに近付いていた。




「!…リムル様」


リ「1回だけ」


「…」




不安そうな顔をするAに俺はそっとキスをした。
小さな体で俺を受け入れようとしてくれてるのが可愛すぎてめちゃくちゃ長い1回になってしまったけど。
















***

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なる(プロフ) - 早く続きが気になります! (2023年2月21日 11時) (レス) @page30 id: 7de6b03a01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年1月3日 6時

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