life784 ページ35
***
Aの謹慎期間も終わり、
通常通り仕事に励んでもらう。
でもさすがに1人にさせるとまずいので、
俺がメインで監視役になった。
「…」
レ「リムル様こちらです」
リ「ありがとう」
レ「いえ」
そしてまたレイの仕事のスピードが上がる。
これはもしかするともしかするな。
リ「A、終わりそうか？」
「…すみません、もう少しかかります」
レ「早くしなさい」
「ごめんなさい」
リ「…」
レ「リムル様、私は終わったのでお先に失礼します」
リ「あぁ、ありがとな」
レ「それでは」
そしてレイは定時になるとすぐ帰宅する。
Aが居ないと1時間は残業するのに。
「…」
リ「A」
「…はい」
それでもAは黙々と仕事に励む。
丁寧でいてスピーディ。
これは前居た時から変わらない仕事ぶりだ。
リ「今日一緒に飯でも行かないか」
「！」
そう言うとAは固まって俺を見た。
「…それは、業務命令でしょうか」
リ「そういう訳じゃないぞ」
「ではお断りします」
業務命令なら行くのかよ。
ほんと悲しくなるな。
リ「じゃあ業務命令だ」
「…分かりました」
リ「それ終わったら声掛けて」
「はい」
まるで俺に対して一切の興味なしって顔をする。
アリスの前ではあんなに笑顔なのに。
まぁお互い心当たりしかないから仕方ないかもしれないけど、俺はもっとお前と…。
「リムル様」
リ「ん？」
「…近いです」
リ「え…」
「離れていただきたいです」
リ「あ、ごめん」
Aのこと考えながら見つめてたら、
体が勝手にキスしようとしてた。
ヤベェな俺。
マジで恥ずいだろ。
「…」
***
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なる(プロフ) - 早く続きが気になります! (2023年2月21日 11時) (
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2023年1月3日 6時
