life779 ページ30
***
ア「えっ、ママが？」
リ「あぁ」
後日、俺はアリスにAの事件のことを伝えた。
アリスは驚いてはいたものの不思議そうにしていた。
ア「…」
リ「最近少し様子が変な気がするんだ」
ア「…私聞いてみよっか？」
リ「良いのか？」
ア「うん！きっと私になら話してくれると思うし！」
リ「それはありがたいよ」
アリスの言う通り、
親子で話せることもあるだろう。
ここは少し頼って探ってもらうか。
リ「今日は休みにさせてるから部屋にいると思う。アリスがタイミング良い時お願いするよ」
ア「ラジャ！」
リ「あ、あとレイにはあまりこういうこと話すなよ」
ア「えっ？どうして？」
リ「なんとなく。それにこれは俺たちの問題だからさ」
ア「え…この前全部話しちゃった」
リ「！？」
ア「ごめんパパ！仲良くしてたしママの話聞いてくれる人なんて早々いないし、同じ職場の人だから良いかなって…」
リ「いや、話してしまってたなら仕方ないさ。特に問題ないと思うけどこれからは控えてくれなっ」
ア「うん！」
リ「よし、じゃあ今日も頑張ろうな」
ア「はーい！！」
やっぱりレイの奴嗅ぎ回ってたのか。
なんでそんなにAを知りたがる？
一体なんのメリットがあるんだ。
リ『シエルどう思う？』
シ『解。あくまでも予測ですがあのアーロンという人物と何かあるのではないかと』
リ『アーロンさんか。まぁ同じ国出身だからな』
シ『はい。あくまでも可能性ではありますが、スパイだとしたら非常に問題ですのでお気をつけください』
リ『あぁ、気をつけるよ』
今のところそんな様子は無いが一応気をつけてみるか。
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なる(プロフ) - 早く続きが気になります! (2023年2月21日 11時) (
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2023年1月3日 6時
