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life776* ページ27

***







「っ…」


リ「まだ出来るよな」




もう頭が働かなかった。




「いやっ!」


リ「だめだ」




嫌だと言ってもリムル様は止めてくれなかった。




「っ……」




どんどん私の心が壊れていく。
それもそうだ。




「いっ!」


リ「…」




こんな怖い目で抱かれているのだから。
全て、嘘の罰だから。




レ『ちょっといいですか』


『はい』




私が何故今こうなっているのか。
それは全て新人のレイの仕業だった。




レ『Aさん、あなたのことは聞いてます』


『…』


レ『アリスの実の母親なのですよね』


『どうしてそれをあなたが知っているんですか』


レ『全て知っていますよ。今は記憶のないリムル様との間に出来た一人娘。そしてあなたがリムル様の正妻であったことも』


『っ!』


レ『私はアリスと仲が良いんです。あなたとのことを全て話してくれましたからね』


『…何がしたいの』


レ『私に協力してください』


『協力?』


レ『この国の財産を私は全て利用したいのです』


『?!』


レ『ですが困った事にリムル様は相当賢い方でなかなか懐に入れないのです。そこで、リムル様が好意を寄せているあなたに協力して欲しいのです』


『お断りします。私もうそんなことしないので』


レ『そう簡単に断って良いんですか?』


『はい?』


レ『言ったでしょう。私はアリスと仲が良いんですって』


『…!まさか、』


レ『ふふ。アリスはあなたの事を心から愛しています。そんなあなたに見捨てられて私に殺されでもしたら…あなたのこと恨むと思いますよ』


『っ!ふざけるな!!』


レ『ふざけてませんよ。アリスを殺されたくなかったら私に従ってくださいと言ってるんです。簡単なことでしょう?』


『リムル様に全部報告する』


レ『しても良いですが私はアリスに監視をつけさせているのでそんな事態になりそうならすぐにでも殺しちゃいますよ』


『っ!何者なのあなた!』


レ『申し遅れました。私はレヴールという国の妃です。テンペストを乗っ取りに参りました』


『テンペストを…?』


レ『えぇ。今や大国ですもの。我が国としても手に入れたいところでしたので』


『リムル様がそんなことさせないと思うけど』


レ『だからこうしてあなたに頼んでいるのでは無いですか』


『!!』


レ『あなたならリムル様を欺くことも掻き乱すことも可能でしょうから…ふふっ』















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なる(プロフ) - 早く続きが気になります! (2023年2月21日 11時) (レス) @page30 id: 7de6b03a01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年1月3日 6時

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