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life775 ページ26

***







Aの目付きが一気に変わった。
かなり動揺している。




リ「答えろ」


「それは…」




お前がこんな事で俺に抱かれたくないのも知ってる。
俺もこんなことでお前を傷つけたくないけど。




リ「…」


「…」




でも少しでもお前が嫌がる事をしないと、
今後のためにならない。


だから俺は心を鬼にするよ。




リ「残り10秒で答えろ。じゃなきゃ拒否権は与えない」


「…ッ」




Aの手が震えている。
少し残念に思う自分もいた。


でもお前が怖がってくれれば、
それだけ罰になる。


俺も罰と思えば気にせずできる。




リ「3」


「…」


リ「2」


「…」


リ「1」




0と俺が言ってもAの口から
答えが返ってくることは無かった。


俺は少し悲しかった。
でも罰は罰だ。


Aの意思と関係なく、
俺は腕を掴んで書斎から転移し自室へ戻った。




「っ!」


リ「恨むなよ」




Aをベッドに押し付けた。
今にも泣きそうな顔をしていたが、
そこは答えなかったお前が悪いと思った。


そして始まる不本意な愛情行為。




「っ…」


リ「…」




アリスが知ったら、どう思うんだろうな。
俺は最低な奴だって言われるだろうか。




「いっ…」


リ「逃げるな」




Aの手を逃げられないように固定した。
もう俺の成すがままだ。




「ん…ッ」


リ「…」




キスをしてるだけでAの目からは
堪えきれなくなった涙が溢れていた。


体に手を伸ばすと止めてと言わんばかりの顔をされる。
だけど俺は止めなかった。




「んぁ…!」


リ「力抜け」


「だ、め…っ」


リ「言う通りにしろ」




それからも罰は続いた。
Aが力果てるまで俺は止めなかった。














***

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なる(プロフ) - 早く続きが気になります! (2023年2月21日 11時) (レス) @page30 id: 7de6b03a01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年1月3日 6時

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