格が違うんですよ格が！16【転スラ】

life765 ページ16

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リ「A！入るぞ！！」




外回りをしていると一報が届いた。
Aが目を覚ましたと。


俺は慌てて医務室へ向かった。




「！」


ア「…」




思いっきりドアを開けてしまったら
中にいたAがビクッと肩を震わせて驚いていた。




リ「っ…」


「…おはようございます、リムル様」


リ「A…」


「はい、Aです」




俺はすぐ駆け寄りAを抱きしめた。




リ「良かった…ほんとに…」


「…ご迷惑、おかけしました」


リ「気にするな。お前が無事ならそれでいいんだ」


「…」


リ「てかなんでアリス寝てんだ？」


「…1番目に来たのがアリスで、泣き止むまで落ち着かせていたら寝ました」


リ「あははっ、アリスもまだまだ子供だなっ。でもAに会えたからほっとしたんだろうよ」


「そうなんですね」


リ「もちろん俺も！」


「ありがとうございます」




まだAの話し方にぎこちなさが残るけど、
調子良さそうで良かった。




リ「飯は食えそうか？」


「…少しだけなら」


リ「分かった用意させるよ！」


「いえ、自分で」


リ「病み上がりは無理しない！」


「…はい」


リ「んじゃ俺頼んでくるから待ってて！」


「…ありがとうございます」


リ「うん！」




俺はルンルン気分で医務室を後にした。
それにしてもAと会話しただけなのにアイドルと話したみたいで緊張したし久しぶりに話したら可愛すぎる全部の仕草が今の俺にはグサグサ刺さるっ！！




リ「はぁぁ好きだなぁ…」




ため息が出るほど美しい。
そして可愛い。天使。




「…」













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