life761 ページ12
***
リ「…」
レ「リムル様、終わりました」
リ「ん？あ…早いな」
レ「はい」
Aが復活しないままとうとう数ヶ月が経った。
レイはもう完璧に仕事を覚え俺が居なくてもやってくれてるし、イース達の方もようやく落ち着いてきたみたいだ。
リ「…」
レ「最近浮かない顔ばかりされてますね」
リ「うん…ちょっとな」
レ「お悩み事ですか？」
リ「大丈夫だよ」
アリスもそうだが俺もAと話したい。
その想いが日に日に強くなっていく。
焦ってる訳じゃないが、
あまりにも時間がかかっているせいで不安になる。
このまま目覚めなかったら、と。
そんなことは無いと信じているが、
何が起きてもおかしくないからな。
レ「私に出来ることがあれば仰ってくださいね」
リ「ありがとう。あ…そういやアーロンさんとの2回目の面会いつだ？」
レ「来週です。席は設けてあります」
リ「そっか」
なんだかなぁ。
レ「あっ…そういえばリムル様」
リ「ん？」
レ「Aさんという方について良いでしょうか？」
リ「…なにか？」
レ「いえ、どんな方だったのか気になりまして。アーロンさんも今度の打ち合わせの際にその事もお聞きしたいと事前に連絡があったものですから」
リ「ん？なんでアーロンさんが知りたがるんだ？」
レ「まぁ…彼女は有名になりましたから」
リ「…そうか。だが、お前たちが思ってるほどAのことを俺は安売りしてないからな」
レ「！」
リ「あいつは俺のだから、そこんとこアーロンさんにも伝えといてくれ」
レ「ふふっ、承知致しました」
恋敵になりそうな相手は徹底的に潰さないとな。
俺はもう迷うことなんてできないから。
***
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なる(プロフ) - 早く続きが気になります! (2023年2月21日 11時) (
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2023年1月3日 6時
