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life751 ページ2

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ア「クレープ奢ってくれてありがとパパ!」


リ「この前のお礼なっ」


ア「んふふ」




Aのお見舞いの帰りに俺はアリスにクレープを奢った。なんやかんやで調査の時から手伝ってくれてたからな。それにアリスが居なかったら解決できなかったし。




ア「んまーい!」


リ「良かったな」


ア「うん!」




ところで気になるのは。




リ「そういや学校で何か言われたりとかしてないか?」


ア「なにが?」


リ「いやほら、Aのこととか」


ア「…ママを悪者扱いする言い方やめてくれる?」


リ「あ、いやそんなつもりは」


ア「言っとくけどママは何にも悪くないの!!ママは私のためにあんな風になっちゃったんだから…それに学校でもパパの娘って肩書きの方が大きいから心配されただけだよ」


リ「そうなのか、なんかすまん…」




なんか最近Aの話になるとやけに牙向いてくるんだよなぁ。なんかあったのか?




ア「…それより、ママは今後どうなっちゃうの」


リ「え?」


ア「ママはテンペストに居られなくなるの?」


リ「それは大丈夫だ。俺が何とか言いくるめて魔法の使用禁止されたくらいだから」


ア「!」


リ「だからだい「それって…」?」


ア「それって、逆に危険な事じゃない?」


リ「なんでだ?」


ア「そっか、パパには分かんないよね。私たち神様の子供には生まれつきの潜在能力が備わってるんだよ。この前のユニゾンリンクもそう」


リ「つまり?」


ア「ママは魔法が使えなくなったとしても、その体には特別な力が宿ってるから…んー例えばママの血を人間が飲んだ場合、無条件で強化人間になれちゃうの。魔物が飲んだらより強い魔物に代償なしで進化できる」


リ「は!?」


ア「私はママの子供だから分かる。だからママが悪者に狙われた場合、テンペストの弱点になりかねないよ」


リ「そんな力が残ってるのか…」


ア「厄介だよね!普通の生き物とは違うからさ」


リ「…」


ア「今まで気付かれなかったのが奇跡だったくらい」


リ「…」




いや、だがユウキだけはそれに気づいていた。
それに同じ思想の仲間にその情報が過去に売られていたとしたら、今回の件もただ事では収まらないだろう。




リ「アリス、教えてくれてありがとう」


ア「いーけどこれからどうするの?」


リ「…」




まぁでもその対処方法は俺も考えてる。






***

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なる(プロフ) - 早く続きが気になります! (2023年2月21日 11時) (レス) @page30 id: 7de6b03a01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年1月3日 6時

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