格が違うんですよ格が！14【転スラ】

life659* ページ10

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リ「A…何してんだお前」


「リムル様…話を聞いてください」


リ『おい出るなって言ったろ…？！』


「いや！」


リ「『！！』」


「これは私の問題でもあるから…」


リ「…」


リ『A…』


「お願いしますリムル様。どうか話を聞いてください」




私は今のリムル様へ深々と頭を下げた。




リ『おいそんなんでコイツが…「分かった」えっ？』


リ「その代わり、全部包み隠さず説明できるな？」


「はい…」


リ「…なら話を聞くよ」


「！ありがとうございます」


リ『え、お前、まじ？』


リ「黙れ。てかお前ほんとなんなんだよ」


リ『だから俺はお前なの』


リ「はぁ…A」


「はい」


リ「こっち来い」


「？…はい」


リ「ん」


「！」


リ『あ、コラ！！』




今のリムル様に呼ばれたと思ったら、
急に抱きしめられた。


さっきまで口聞いてなかったから
絶対こんな事ないと思ってたのに。




リ「さっき別に無視してた訳じゃないぞ」


「へっ」


リ「愛してるってのも聞こえてた」


「なっ…！」


リ『は、A？？』


リ「でも俺に言ったのかあいつの事なのか分かんなかったから知らんぷりしてた」


「っ！すみません…気を遣わせてしまって…」


リ「良いよ。俺も押してダメなら引いてみろってヤツに乗っかっただけだからさ」


「な、なんですかそれ、からかったんですか？」


リ「俺はいつでも真剣ですー。何も教えてくれないAに言われなくないぞ」


「う…」


リ『おい俺が空気なんだけど！』


リ「なに。てかAに変な事してないだろうなお前」


リ『はーー面と向かって話すと俺って結構腹立つのな。この際だから言うが俺はAの旦那だからな！』


「！」


リ「…」


リ『いや何その顔』


リ「いや、何となく分かってたけどやっぱりそうなのか」


「…」


リ『あ、本当に何も言ってなかったのかA』


「そう言ったじゃん馬鹿…！」


リ『んー怒ってるAも可愛い…』


リ「Aが馬鹿って怒ってるの初めて見た可愛い…」


「2人ともなんなの真面目に話してよー！！」


リ「『マジで怒ると可愛いな』」


「もー！！」

















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