格が違うんですよ格が！14【転スラ】

life690* ページ41

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ア「わーいわーい！」


「ふふっ」




少しだけ。
そう思いとりあえず白のワンピースを着て外を歩く。




ア「まま、かあいーねー！！」


「っもう…そーゆーときだけ？笑」


ア「ちがーう！」


「ふふっ」




アリスの楽しそうな顔を見ていたら、
自然と私も笑顔になっていた。




ア「あちょこー！まま！」


「うん」




少し歩くとすぐ執務館付近に到着した。




『うぇーーい！！』


『今日も宴だー！！！』


『リムル様最っ高ー！！』




皆お酒や食べ物を片手にどんちゃん騒ぎ。




ア「あー！あれなんだろおー！！」


「えっ…」


ア「わーい！！」


「あ、ちょっ…アリス待って、アリス！！！！」




アリスが何かをみつけ走っていってしまった。
完全によそ見をしていたため反応が遅れた。




「アリスー！！」




私はすぐにアリスを追いかけた。




ア「わーい！！」


「アリス！！」




アリスは物凄いスピードでどこかへと向かう。


どうして私に見向きもせず走って行くのか、
分からなくなり頭が混乱した。




「ねぇ待ってよアリス！！行かないでっ！！」




どんちゃん騒ぎの音で私の声はかき消される。


そして大切な我が子も
たくさんの人混みの中に消えていった。














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