格が違うんですよ格が！14【転スラ】

life689* ページ40

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ア「まま〜」


「はぁい」




私が無断欠勤をした日から1週間が経った。


結局まだ行けてない。
リムル様から何も言われないからって言うのもある。


それにしても…




ア「みてあれー！」


「…」


ア「おまちゅりー？」




リムル様の様子がおかしい。


噂によると毎晩の様に宴を開いているそうだ。


家からも執務館付近の明かりが
キラキラ輝いているのが見えていた。




「ね、お祭りかな」


ア「アリスもいちたぁい！」


「やめとこ？明日も早いし」


ア「んー！！いちたい！！」


「でも…」


ア「おねがいままっ！」




それに惹かれるかの様にアリスも駄々をこねた。


私としては全然行きたくなかったから、
そう言われると凄く困る。




「夜だし危ないよ」


ア「ままぁ」


「それよりままとお絵描きしよう？」


ア「イヤ！！」


「えっ」




まさかの遅れイヤイヤ期？


でもこうなってからアリスは
その後もひたすら駄々をこねていた。




「もう」


ア「んー！！！」


「…」




どうしようか迷った。


リムル様と遭遇したら合わせる顔ないし。




「はぁ、少しだけだよ？」


ア「わぁあい！！」




でも、娘の欲に負けてしまった私は、
身支度をして結局外に出る事にした。














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