格が違うんですよ格が！14【転スラ】

life683* ページ34

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「…ん」




あれ、私…。




「…！」




え！待って寝ちゃってた！？
今何時なの！？




「は、はち…じ」




待ってアリスの迎えは、
リムル様への報告もまだだしとにかくえっと…




「あっ…」




この上着、リムル様のだ。




リ「おはよっ」


「わぁあっ！！」




上着を見つめていたらいきなり後ろから肩を叩かれた。
寝起き＆びっくりしすぎて思わず叫んでしまった。




「り、リムル様…」


リ「ゆっくり休めたか？」


「えっ、と…」




寝てしまった申し訳なさと恥ずかしさで死にたい。




リ「ふふっ、アリスはいつも通りディアブロに頼んどいたから大丈夫だぞ」


「う…」




いつも通りと言われると自分の不甲斐なさに刺さる。
リムル様それは追い討ちだって…。




「すみませんでした」


リ「いいって。こっちこそ任せっきりにしてごめんな」


「良いんですあれくらいどうって事ないので…」


リ「でも」


「大丈夫です！とにかく私帰ります！！」


リ「！」




今、凄く泣きたい気分。
ちゃんとしないとダメなのに、私は。




リ「おいちょっと待てって！」


「きゃっ！」




帰ろうとするとリムル様に腕を引っ張られ、
ソファーに戻された。




リ「なんでそうなんだよ」


「！」


リ「さすがに避けすぎだA」


「っ…」


リ「ちゃんと話そう」


「リムル様…」


リ「何も気にしなくていいから」


「…」




いつもとは全然違った雰囲気にのまれ、
私は首を縦に振るしか無かった。













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