格が違うんですよ格が！14【転スラ】

life676 ページ27

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リ「はぁ」


イ「んーおかえりリムル様！」


リ「ただいま」


イ「どこ行ってたの？」


リ「Aのとこ」


イ「うーわ出た！いい加減にしろよなぁ！俺はダメなのに！」


リ「お前危ないからな」


イ「んで、なんでそんなに落ち込んでんの！」


リ「んー、俺嫌われてんのかなぁって」


イ「え？まじ？」


リ「うん。最近様子が変だから直接聞きに行ったんだけど…全然嬉しそうじゃなかった」


イ「んー？俺はいつもと同じに見えたけど」


リ「イースにはいつも冷たいからな笑」


イ「やめて泣くよ！？」


リ「ふふっ」


イ「でも、リムル様にそんな態度取るってことはやっぱり嫌われてんじゃないのー？」


リ「もしかしたらそうかも」


イ「あんなにイチャイチャしてたくせに！」


リ「それなぁ…」


イ「んじゃ俺が惚れさせてこよっかな〜」


リ「手出したら給料に響くと思えよ？」


イ「ハ！？権力者怖！！！！」


リ「とにかく今はそっとしておこうと思う」


イ「まぁその方がいいだろうねぇ…あ。でもリムル様気ぃ抜かないようにな」


リ「ん？」


イ「Aってさーほんとにモテるんだよ」


リ「それは知ってるが」


イ「いやいや実はさ、商談先の偉い人たちも何か知らないけどAのこと知っててさ！」


リ「渡り歩いてたからか？」


イ「んーん！これ！見て！」


リ「…なんだこれ」




イースに見せられたのは1つの雑誌だった。




リ「『各国の美女ランキング』…？」


イ「そそ。他国で人気の掲載誌なんだけどこれ見て！」


リ「！」




イースに見せられたページには
テンペストの情報も載っていた。


いかにも隠し撮りであろう写真で、
Aや部下たちの記載があった。




リ「俺こんなの作っていいなんて許可してないけど」


イ「独自調査だから関係ないって言い張ってるらしいよ。それでさこれも見て」


リ「ん？」


イ「この説明書き」


リ「…なんだこれ。住んでる地域まで特定されてんのか？」


イ「タレコミ情報とかこの組織が実調に来てるらしくてさ」


リ「これは…普通にアウトだろ本人に迷惑だし」


イ「だよね。それでどこ行っても『あそこら辺行ってみる！？』って言う会話ばっか聞こえて来て…さすがにそろそろまずいなって思ってたら偉い人たちがぜひ嫁にってさ」


リ「…」
















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