格が違うんですよ格が！14【転スラ】

life673* ページ24

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どう思ってる、かぁ。
私だってどうして良いのか分かんないよ。
今はただアリスを立派に育てることしか目標がないし、
自分がどうしたかったなんてもう終わったこと。


今更聞かれたところで今のリムル様になにが…。




「私は…アリスが元気に育ってくれればそれで良いです」


リ「！」


「ただそれだけです」


リ「そっか。A自分のことは？」


「特に考えてないですね」


リ「…」


「逆にリムル様はあるんですか？」


リ「俺？」


「はい。今後の夢とかそーゆーの」


リ「俺は昔から変わってないかなぁ」


「そうですか」


リ「そのためにAにも毎日手伝って貰ってるんだけどなっ」


「はい」


リ「もっとこの世界のこと知りたいし、俺が出来ることなら何でもするつもりだよ」


「…素敵です」


リ「だからこれからもよろしくなA」


「…はい」




私は今きっとなんとも言えない表情になってると思う。
リムル様の盟主としての並々ならぬ決意を感じた。


それを感じれば感じるほど。
リムル様は私のことどう思ってるんだろうとか、
もう必要ないのかなとか、そーゆー事を考え始める。


リムル様の進む道に私は…。




ア「ん…んんん…」


「！アリス…？」


リ「あっ」




突然いつも起きないはずのアリスが
苦しそうに唸りはじめた。


私はすぐに駆けつけてアリスの様子を見た。




「アリス、大丈夫？」


ア「…ま……ぁ」


「ママここにいるよ」


リ「随分苦しそうだな…」




リムル様も気になったのかアリスを見に来てくれて
おでこや腕を触っていた。




リ「ん？熱あるぞアリス」


「えっ」


リ「アリスー俺がわかるか？」


ア「…ん……り、むちゃ」


リ「そうだぞ。よしよしっ」


ア「んん…」


リ「A冷やすもの持ってきてくれ」


「はいっ」


リ「アリス今治してやるからな」


ア「ん…」
















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