格が違うんですよ格が！14【転スラ】

life663* ページ14

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リ「そろそろ夜明けだ」


リ『！』


「リムル様…」




2人がふざけてたからもうこんな時間に。
リムル様が…




リ『早いなぁ』


「リムル様っ」


リ『大丈夫だって。あとはコイツが何とかしてくれると思うから、ちゃんと胸張って生きるんだぞ？』


「っ…」


リ『俺はいつでもお前の味方だし、今までもこれからもお前を愛し続けるよA』


「っ…私もだよ、ずっとずっと大好き…ありがとうリムル様…」


リ『お前に会えて良かった』


「いや、やっぱり行かないでリムル様…」


リ『ふふっ、おーい俺』


リ「！」


リ『Aのこと押さえててくれ』


リ「…分かった」


「いや！だめリムル様！！」


リ『すぐ着いてこようとする癖あるからなっ。ちゃんと自分の道を生きろよ』


「離してくださいリムル様！！」


リ「ダメだ」


リ『よし。あとは頼んだぞ俺』


リ「あぁ」


「リムル様！！待って！置いてかないで！！！」


リ『置いてかないよっ。あっちで待ってるから、ゆっくりで良い。いつかまた会おうな』


「ねぇ！！私のこと愛してるならっ！！」


リ『愛してるよ世界一！だから幸せになれ！』


「リムル様待って！待って！！！」




朝日が登り始めると、
リムル様の体が少しずつ輝き始めた。




リ『いよいよか…』


リ「…またな」


リ『あぁ』


「リムル様…リムル様ぁ！」


リ『ほんと可愛いやつ…愛してるよっ』


「行かないでお願い…！！」


リ『…俺の事助けてくれてありがとな。お前の最後の言葉もちゃんと聞いてたよ俺』


「っ！」


リ『俺もお前のこと忘れないから。ずっとずっと愛してるっ』


「り、むる…様…」


リ『ありがとう！』




そう言って笑うリムル様。


輝きはどんどん強くなり、
リムル様の体は散り散りになっていく。




リ『…』


「リムル様ー！！」


リ「…」




そしてそのまま…
リムル様は輝く空へと消えていった。
















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